以前から「一度は登ろう」と目論んでいた国吉(くによし)城。
妻の桜を誘って、午後1時過ぎに愛車にて隣町・美浜町へ。
美浜町は私の出身地。
しかし未だ国吉城に登ったことがない。
国道27号線沿いの大型ドラッグストア駐車場に愛車を停めさせて頂き、歩行開始。
旧国道27号線を佐柿地区方向に進む。
この道、昔から丹後街道と呼ばれてきた。
名だたる武将達が通った道。
私が中学生の頃、大きな松が立ち並んでいた記憶がある。
今は一本も残らず。
前方に佐柿(さがき)地区と国吉城の城山が近づく。
道の右手前方には御岳(おたけ)山が聳える。
佐柿地区に入って来た。
国吉城の城下町、そして宿場町として発達した所。
宿場町の雰囲気が残る町並みが続く。
国吉城、徳賞寺方向ヘの坂道を進む。
道沿いに、水戸天狗党浪士が預けられた屋敷跡がある。
若狭国吉城歴史資料館に到着。旧田邊半太夫宅を移築した由緒正しい建物だ。
入場料100円を払い、館内を見学する。
映像資料も豊富で見応えがある。
資料館を出て、裏山ヘの遊歩道に向かう。いよいよ国吉城ヘと登り始める。
山頂まで500㍍と記される。
階段が良く整備されている。
山頂の城趾まで、急な登り階段が続く。
ようやく、山頂まで300㍍の標識。
伝二ノ丸に到達。
まだまだ先が遠い。
眺望良好。美浜町の耳地区を眺める。
丹後街道が直下に見える。
交通の要所に城が造られているのを実感する。
あと残り100㍍。気がはやる。
堀切の跡地。
いよいよ山頂、城趾が近い。
山頂に到着。
土塁の跡が残る。
山頂からの眺め。
敦賀半島方向。
眼下に日本海と、かつて機織りの池と呼ばれた田が広がる。
一方、梅丈岳と美浜町中心部方向が望まれる。
国吉城の資料をご覧下さい。
もと来た急な階段を下る。
写真を撮る余裕が無い。下るのが苦手だ。
山を降りて、曹洞宗の寺院・
徳賞寺に寄る。
境内に、国吉城主・粟屋勝久の墓もあるとのこと。
佐柿地区に降りた後、
愛車が待つ駐車場ヘの道、国道27号線を進む。
佐柿地区ヘの入口。国吉城への標識があった。
「お城ブーム」の昨今、沢山の人に訪れて欲しいと願う。
最後にこの日のGPSを載せる
。
歩行距離は短いが、かなりハードなウォーキングコースではあった。
私もまた登るつもりだ。