遠心式加湿器とミストシャワーとは

ミストシャワーと遠心式加湿器を販売。実際の使用例などを紹介します。

中国・華僑系会社との商談顛末及び対処方法ーーその10

2011年04月29日 | 東南アジアビジネス 中国ビジネス

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログへ
にほんブログ村           埼玉の地域情報

東日本大震災にて被災された皆様及びご家族、知人が被災された皆様、心よりお見舞いを申し上げます。
1日も早く事態が収束し、復興へ向かうことを願っております。

                           
当社で扱っている木工細工 今にも走り出しそうなレースバイク  立体ジグゾーパズルですので頭の体操にも最適です。 

前回の第9回に続いて中国と周辺国についての関係や戦略に関して記してみます。
今後のお客さんとの商談や雑談時に話しの種として思いだして頂ければ幸いであります。

1991年にソ連が崩壊し、中国最大の仮想敵国が自滅しました。
それによってとりあえず陸からの脅威から解放されました。
その結果として表れてきたのは、南沙諸島、尖閣諸島・沖の鳥島などへの強硬主張、東シナ海での油田開発、
台湾統一の布石としての反国家分裂法可決などなど。

この根底にあるのは「海へ」という中国の長年の悲願の実現です。
その実現の支障になるのが、チベットやウイグル地区など内陸部の独立運動であり、何としても中国としては早急に抑え込む必要があったわけです。
近年 中国が海軍を増強し、尖閣諸島や南沙諸島に対して強硬姿勢を貫いているのは、このような背景があったわけです。

少し表題からは離れてしまうが、中国の国土や文化について書いていきます。
従来それぞれの国を地理的に分類して、その国を理解する方法が取られてきました。
その国を東西に分類したり、南北に分類したりしてました。
しかし近現代を理解するには「海からの距離」で分類するのも一つの方法であると考えます。
以前は、自然環境の影響を受ける農業生産が、社会生活を決定してました。
北方と南方では農業の形態が違い、その差が直接、社会に反映されていました。

近現代になると、それよりも外国との貿易の方が、社会生活を決定するようになりました。
海からどれほど遠いか、どんな海に面しているかが、地域の運命を決めるようになりました。
アメリカは、大西洋に面した東海岸と、太平洋に面した西海岸では、人種構成も産業も全然違います。
中国も、太平洋に面した沿海部の北京、上海、香港など国際的な都市もこの地域に集中しています。

しかし太平洋沿岸がこの様に発展するまで、大分遠回りしました。
第二次世界戦争中、中国は沿海部を日本に占領されていました。
その苦い経験をふまえ、毛沢東は国防上の見地から、内陸に工業地帯を作り、経済効率を無視した政策で、70年代の終わりまで中国経済の成長は遅れました。
しかし現在は外国との貿易が盛んになり環太平洋経済圏に属して、世界第二位のGDPを誇るようになりました。

埼玉の地域情報

 ー - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
会社の宣伝

・中国と何らかの取っ掛かりを掴みたいと考えていらっしゃる会社、お店、個人の方々

また

・中国で信頼出来る人を探していらっしゃる方々のお手伝いを致します。


お気軽にご相談下さい。

お名前フルネーム
ご連絡先メールアドレス
中国で何をしたいのか、もしくは、しているのか?
何を相談したいのか?

m.tanaka@sunbirdy.jp 又は090-8391-7903, 042-391-7903へ御連絡下さい。
当社HP:
http://tanakacorp.cool.coocan.jp/



中国・華僑系会社との商談顛末及び対処方法ーーその9

2011年04月17日 | 東南アジアビジネス 中国ビジネス

にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログへ
にほんブログ村

東日本大震災にて被災された皆様、および、ご家族、知人が被災された皆様、心よりお見舞いを申し上げます。
1日も早く事態が収束し、復興へ向かうことを願っております。

                                 
前回は主に中国とアメリカの関係を主題にしました。
今回はアメリカだけでなく、中国の周辺国も含めてこれまでの拡大政策を中心として書いてみます。
中国の国としての政策・戦略が個々の企業の戦略・戦術にも通じるものがありますので、今後の中国及び華僑系
会社との商談・交渉に役立てて貰いたいです。

世界は米国一極主義から多極化へとシフトを始めています。
特に世界の重心はアジアに移ってきています。
アジアは多様であり、EUのようにまだまとまっていません。
従って、現地化した華魂洋才の華人の果たす役割はますます大きくなると思います。

東南アジアや中国で中国人及び華僑の方々を相手に仕事をする場合は、その相手の文化背景や考え方を理解して商談なり交渉をするかしないで、その結果は大きく違ってきます。
これまで書いてきた事は私自身の経験であったり、人から聞いた事であったり、書物に書かれていた事ですが、次からは一歩進んで中国の文化的・歴史的な事を纏めて、それをいかに今後の商談や交渉の参考にして頂ければ幸いで
あります。

島国である日本にも「国境線」はあります。それは海の中です。
「境」という字は、「土」と終わるところという意味の「竟」で成り立っています。
もし漢字を発明したのが日本人だったら、「境」は土偏ではなくてサンズイだったかも知れません。

中国は、四方をぐるりと外国に取り囲まれています。
現在、中国と地続きで国境線を接しているのは、14カ国あります。
北朝鮮、ロシア、モンゴル、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、アフガニスタン、パキスタン、インド、ネパール、ブータン、ミャンマー、ラオス、ベトナムです。
その他に中国が近隣と認識しているのは、日本、韓国、タイ、カンボジア、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、インドネシア、フィリピンなどです。
中国は昔から、国防に苦しんできました。
北方地帯からは騎馬民族、海からは倭寇、近代以降は西洋列強が北と海から侵攻してきました。
海と陸の両方を守る必要がありました。
特に一番の仮想敵国は旧ソ連だったはずです。
万里の長城は、最も完全な意味での「専守防衛」施設であります。
長城建設にいくら資金を投資しようと、中国の領土が増えるわけではありません。
また、長城を守る歩兵部隊の維持費も莫大でした。
ちなみに、火薬と羅針盤を発明したのは中国人でありましたが、実際にそれらを使って世界を制覇したのは西洋
特にアメリカでした。

アメリカも同じ大陸国家ですが、国境として接しているのは、気心がしれたカナダとメキシコであり、国境に要塞を
築いたり、歩兵を張り付ける必要もありません。
その結果、膨大な軍事費を兵器産業の充実に使い、航空産業、宇宙ロケット、コンピューター、インターネットなどに
転用して国力を強くしてきました。

続きは次回に記します。

 ー - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
会社の宣伝

・中国と何らかの取っ掛かりを掴みたいと考えていらっしゃる会社、お店、個人の方々

また

・中国で信頼出来る人を探していらっしゃる方々のお手伝いを致します。


お気軽にご相談下さい。

お名前フルネーム
ご連絡先メールアドレス
中国で何をしたいのか、もしくは、しているのか?
何を相談したいのか?

m.tanaka@sunbirdy.jp 又は090-8391-7903, 042-391-7903へ御連絡下さい。
当社HP:
http://tanakacorp.cool.coocan.jp/

 埼玉の地域情報


東南アジアと中国ビジネス コンサルタント

これから中国への進出をお考えの企業様のお役に立ちたいと思っております。

つぶやき