どうもどうも。
世間様が「ゴールデンウィーク!」と浮かれるなか、風邪で体調を崩して遅れに遅れた帳尻を合わせようと、遊びにも行けずにいる番頭です。
一度も渓流に行けずにもう5月になろうとしています。
皆さんは、釣り、楽しんでらっしゃいますか?
当店がちょっとヒネって屋号としても使っている「覆面」は、クローズドフェイススピニングリールや、クローズドフェイスリールを意味していることは、折々に何度か述べてきました。
35年くらい前ですかね。
今では信じられないことですが、「釣りキチ三平」効果で日本が釣りブームに沸いた一時期は、格安初心者用セットとして釣具の量販店にクローズドフェイスリールとロッドのセットが並んだりもしていました。
日本で覆面のリールが注目を浴びたのはその頃くらいでじゃないでしょうか?
ちなみに当時においてもクローズドフェイススピニングリールは日陰の存在であり続けたことを考えると、その不憫さに思わず涙が……。
そんなマイナーな存在であるクローズドフェイスを主と番頭が愛しているのには、それなりにちゃんとした理由があります。
そのひとつが、「ライントラブルが起きにくい」という実用性の高さです。
スピニングリール特有の糸縒れをはじめ、ラインが塊のままごそっとスプールか放出されてしまうような現象も、ベイトリールの宿命的トラブルであるバックラッシュも、どちらもほとんど無縁。
これはクローズドフェイス/クローズドフェイススピニングに共通した特徴なのです。
キャスト時にスプールが逆転してラインを放出するワケではないのでバックラッシュが起こらないのは当然として、糸縒れを原因とするスピニングリールに見られるライントラブルが起こらないのは、なぜでしょう?
これは、クローズドフェイスの場合、外側のベルカバーと、ラインを巻き取るワインディングカップに触れ、つねに若干のテンションがラインにかかっている状態であることがとても大きく影響しています。
スピニングリールのように、ベイルのラインローラーにきちんとラインがかかっているかどうか、たるんだままスプールに巻き取られてしまっていないかといった、巻き取られるラインの状態を意識する必要がほとんどないのです。
そしてもうひとつ。
「Abumatic」の大多数の機種、それに「Abu 500」シリーズでは、ドラグが効いた際に、スピニングリールのようにスプールが逆転するのではなく、ワインディングカップが逆転してラインが放出される構造になっています。
こうした構造もまた、ライントラブルを起こさない理由のひとつで、ラインの糸縒れを起こりにくくさせているのです。
逆に言えば、スプールが逆転する構造のドラグ機構を持つ機種は、クローズドフェイスであってもライントラブルの可能性は若干、増えるということです。
もっとも、これはクローズドフェイスのなかで比較しての話し。スプールが逆転する機種にしたところで、適正な太さのラインを適正な量だけスプールに巻いている限り、さらに言えば、頻繁にドラグを効かせるようなことをしない限りは、スピニングリールやベイトリールより圧倒的にライントラブルが少ないという事実に変わりはありません。
まぁ、今どきのスピニングリールやベイトリールは昔に比べてライントラブルがかなり起きにくくなってるのも、確かなんですけどね。
主と番頭がクローズドフェイスを愛しているのは、今回書いたような実用的な利点だけでなく、突起物が少ない独特の形状といったデザイン面などなど、ほかにも理由もあるんです。
その辺りについては、また日を改めて書く予定です。
主が。
あ、いや、やっぱり番頭かも。
さて。
当店は現在、ベイトリールの王様「Abu Ambassadeur 5500C」や、国産クローズドフェイススピニングリールの代表選手「ダイワ ハリヤー120M」、フライリール「Abu Garcia diplomat 278」など、合計10台のリールをヤフオク!に出品中です。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/shok914
皆さまのご入札、心よりお待ちしています。
それでは、「Hello the Masking Face」をどうぞご贔屓に。
◆「Hello the Masking Face」については、以下のページをご覧ください。
Webページ
http://themaskingface.wix.com/themaskingface
Facebookページ
https://www.facebook.com/themaskingface
世間様が「ゴールデンウィーク!」と浮かれるなか、風邪で体調を崩して遅れに遅れた帳尻を合わせようと、遊びにも行けずにいる番頭です。
一度も渓流に行けずにもう5月になろうとしています。
皆さんは、釣り、楽しんでらっしゃいますか?
当店がちょっとヒネって屋号としても使っている「覆面」は、クローズドフェイススピニングリールや、クローズドフェイスリールを意味していることは、折々に何度か述べてきました。
35年くらい前ですかね。
今では信じられないことですが、「釣りキチ三平」効果で日本が釣りブームに沸いた一時期は、格安初心者用セットとして釣具の量販店にクローズドフェイスリールとロッドのセットが並んだりもしていました。
日本で覆面のリールが注目を浴びたのはその頃くらいでじゃないでしょうか?
ちなみに当時においてもクローズドフェイススピニングリールは日陰の存在であり続けたことを考えると、その不憫さに思わず涙が……。
そんなマイナーな存在であるクローズドフェイスを主と番頭が愛しているのには、それなりにちゃんとした理由があります。
そのひとつが、「ライントラブルが起きにくい」という実用性の高さです。
スピニングリール特有の糸縒れをはじめ、ラインが塊のままごそっとスプールか放出されてしまうような現象も、ベイトリールの宿命的トラブルであるバックラッシュも、どちらもほとんど無縁。
これはクローズドフェイス/クローズドフェイススピニングに共通した特徴なのです。
キャスト時にスプールが逆転してラインを放出するワケではないのでバックラッシュが起こらないのは当然として、糸縒れを原因とするスピニングリールに見られるライントラブルが起こらないのは、なぜでしょう?
これは、クローズドフェイスの場合、外側のベルカバーと、ラインを巻き取るワインディングカップに触れ、つねに若干のテンションがラインにかかっている状態であることがとても大きく影響しています。
スピニングリールのように、ベイルのラインローラーにきちんとラインがかかっているかどうか、たるんだままスプールに巻き取られてしまっていないかといった、巻き取られるラインの状態を意識する必要がほとんどないのです。
そしてもうひとつ。
「Abumatic」の大多数の機種、それに「Abu 500」シリーズでは、ドラグが効いた際に、スピニングリールのようにスプールが逆転するのではなく、ワインディングカップが逆転してラインが放出される構造になっています。
こうした構造もまた、ライントラブルを起こさない理由のひとつで、ラインの糸縒れを起こりにくくさせているのです。
逆に言えば、スプールが逆転する構造のドラグ機構を持つ機種は、クローズドフェイスであってもライントラブルの可能性は若干、増えるということです。
もっとも、これはクローズドフェイスのなかで比較しての話し。スプールが逆転する機種にしたところで、適正な太さのラインを適正な量だけスプールに巻いている限り、さらに言えば、頻繁にドラグを効かせるようなことをしない限りは、スピニングリールやベイトリールより圧倒的にライントラブルが少ないという事実に変わりはありません。
まぁ、今どきのスピニングリールやベイトリールは昔に比べてライントラブルがかなり起きにくくなってるのも、確かなんですけどね。
主と番頭がクローズドフェイスを愛しているのは、今回書いたような実用的な利点だけでなく、突起物が少ない独特の形状といったデザイン面などなど、ほかにも理由もあるんです。
その辺りについては、また日を改めて書く予定です。
主が。
あ、いや、やっぱり番頭かも。
さて。
当店は現在、ベイトリールの王様「Abu Ambassadeur 5500C」や、国産クローズドフェイススピニングリールの代表選手「ダイワ ハリヤー120M」、フライリール「Abu Garcia diplomat 278」など、合計10台のリールをヤフオク!に出品中です。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/shok914
皆さまのご入札、心よりお待ちしています。
それでは、「Hello the Masking Face」をどうぞご贔屓に。
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