どうもどうも。気づけばもうゴールデンウィークですね。
連休を満喫されてますか?
そうですか。
私は家にこもって仕事してます。番頭です。
ここをご覧になっている皆さま、最初に手にした釣具って、覚えてらっしゃいます?
生まれて初めて釣りを体験したときに使った釣具。
初めて「自分のもの」として入手した釣具。
新しいジャンルの釣りを覚える際に、初めて買った釣具。
ノーブランド品で釣りを覚えた人が、初めて選んだ本格的なメーカー品、なんていうパターンもありそうですね。
別に「初めて」とは言わずにしても、釣りを続けていると、何かの節目に入手したものだとか、思い出の魚を釣ったもの、なんていうように、忘れがたい釣具との出会いというものを経験しているかと思います。
特に、直接に手で触れるうえ、比較的高価な竿やリールといったものに関しては、ある程度の経験を積んでいらっしゃるかたなら、思い入れのこもった道具をいくつも挙げられるものではないでしょうか?
つり人社から現在発売中の「鱒の森」Vol.33には、「僕はこのロッドで渓流釣りを覚えた。」という特集が掲載されていまして、番頭、これに1ページの原稿を書かせていただきました。
中古で手に入れたスミスの「トラウティンスピン シリーズ:G GTRX-60L」という、番頭が初めて入手した本格的なトラウトロッドと、使い続けてもう7年くらいは経つものの、未だメインロッドとして活躍しているテンリュウの「シエリー CR50UL」について、触れています。
この特集に原稿を寄せている釣り人は、総勢、16人。
プロのルアービルダーさんですとか、名の知れた名人さんですとか、寄稿者はそうそうたるメンバーで、その末席に混ぜていただいているのが、いささか面はゆい心持ちです。
皆さん、それぞれに思い入れのある道具のお話しをしていらっしゃいますが、編集者のかた、苦労されたんでしょうね。
登場するロッドにほとんどカブリがないところに、少し驚かされました。
一通り読ませていただいて思ったのは、道具との出会いもやっぱり、人とのそれ同様、「縁」なんですね。
なかなか興味深い記事になっていると思います。
もうひとつ、今号では、ハンドメイドのバルサミノー「ホットショット」について釣友がしたためた記事にも、文章を寄せています。
「ホットショット」の作者である希代のルアービルダー、松本 功さんが亡くなって、この春でちょうど10年になりました。「ホットショット」というルアーにまつわる思い出を、番頭の釣り友達数人が、それぞれに語っています。
番頭らにとって、この「ホットショット」にまつわるアレコレもまた、「縁」という言葉でしか言い表せないものでありました。
どちらもあわせて、機会があれば、ぜひ、ご一読ください。
さてさて。
「Hello the Masking Face」のWEBショップでは、当店Facebookページの写真アルバムで紹介しているビンテージなリールを販売中です。
「Hello the Masking Face」Webショップ
http://maskingface.theshop.jp/
当店で扱っているようなリールは生産を終えてから、10年、20年、30年と経たものばかり。釣具屋へ行けば買えるようなものではなく、まさにその出会いは「縁」としか言いようがありません。
これら品揃えに、ご縁を感じるものを見つけていただけたなら、幸いです。
皆さまのご利用、お待ちしています。
「Hello the Masking Face」をどうぞご贔屓に。