DRAWSY CHAPERON(ドロージー・シャペロン)の共同脚本を手掛けるとともに、自身もtheatre geek(Man in Chair)役として出演したTim Martinが、ラスベガスの億万長者であるSteve Wynn氏の要請により、60年代から今日に至るまで音楽シーンをリードし続けているBee Gees(ビージーズ)の伝記ミュージカルを作ることになりましたそうな…Wynn氏の所有するベガスのホテルの劇場で上演されることになるそうです。
今時珍しい「景気のいい話」で何よりですね。
私にも、そんなことができるくらいのお金があったらな~なんて妄想してみるのであった…
このミュージカルは、Bee Geesのヒット曲にメンバーのドラマを絡めたもので、JERSEY BOYS(ジャージー・ボーイズ)と同じような傾向のものになる…と、作る前から明言しておりますよ(…)
Bee Geesとはイギリス出身の兄弟3人のグループで、60年代は「ニューヨーク炭鉱の悲劇」「ホリデイ」「マサチューセッツ」など、日本でも親しまれている大ヒット曲がありますね。70年代になれば、映画音楽として日本だけで大ヒットした「メロディー・フェア」などがありますし。その後はSATURDAY NIGHT FEVER、STAYN’ ALIVEなどのディスコ音楽でも一時代を築いていますし…まぁ、バラエティに富んでいて面白いかも~
モーリス・ギブが5年ぐらい前に若くして亡くなった後も、残った二人で音楽活動を続けているようですし、ま、その辺も興味深く描くってこと?(←ほとんど興味を示していないようです…)
そう言えば、あのPaul Anka(ポール・アンカ)までが、JERSEY~に影響されて、自身を題材にした伝記ミュージカルに色気を見せているようであります。
なんか笑っちゃいますね~
みんな「はぁ?俺らだって金銭問題あったんだぜ!」「家庭崩壊なんてミュージシャンなら誰でもそうだろw?」「うちだって、メンバーの家族に不幸があったんだ」…で、続々と(2匹目か3匹目か分からないけど)「どじょう」を狙って、それでもって、みんなコケてくださったなら…それはそれで、笑える話だ。(私は一生「ネタ」にするかもだ)
どんなに成功したアーティストを題材にしたとしても、最も重要なのは「音楽」と「舞台」との相性ですよ。そして、実在のミュージシャンの実話を普遍の人間ドラマとして昇華させる脚本力、舞台劇として完成されたものにまで高める理論とテクニック…だよね。
Bee Geesのミュージカル…案外早い時期に来日したりしてね(←また、根性の悪いことを)
(これも、いわゆるひとつの禁断症状なんで…相手にしないでください)
でも、来日バージョンだけは「若葉のころ」とか「メロディー・フェア」とか入れないと、怒る人がいるよ…きっと~(ついでに、プロジェクションでマーク・レスターとトレイシー・ハイドのツーショットを写したらいいと思う~)
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