シカゴで観るのは2度目になる、ソーントン・ワイルダーの名作OUR TOWN(わが町)
2度目とは言っても、今回は前回とは別のプロダクション。前回は(今回HAIRY APEをやっているHipocriteというプロダクションによる上演でした。これは昨年、シカゴで上演された最も優れた演劇の一つに選ばれています。監督さんは、確かM様NYでがご覧になったADDING MACHINEも手掛けていらっしゃった方のようで、このOUR TOWNの方も、オフ・ブロードウェーに間もなく進出するという話ですよ。
今回はLookingglassという別のプロダクションによるもの。何せ、デヴィッド・シュワイマーが出るそうなので、長年FRIENDSを「目の敵」にしていたのも忘れて(笑)とりあえず、有名人を「生」で拝見するのも楽しみの一つとして足を運んで見たのでした。
Lookingglass Theatre はミシガン・アヴェニューにあります。これが上演されるのは、その建物の中の一つのスタジオ。開演30分ぐらい前に到着しました。
うわっ、前回と同じだ(笑)
前回の話はこちらとこちら
つまり、会場前の狭いロビーには、いかにも「お馴染みさん」な人たちが集まり、楽しく談笑している。近況を伝えあったり、演劇情報を交換し合ったり…私と連れ合いはどう見ても場違いな二人だ。またしても「来るんじゃなかった」あるいは「もっと遅く来るべきだった」な雰囲気…でも、今回は連れがいるだけまだいいか~いずれにしても、早く開場してくれ!なんか「針のむしろ」っぽい…
でも、ロビーではワインやスナックが振る舞われていて、まるでパーティーの真っ最中のよう。ま…まさか、ここは会員専用のロビーじゃないよね?と、通路を間違えていなかったか、それとなく確認。だって、20ドルでデヴィッド・シュワイマーが観られるだけでも、相当ありがたい話なのに、その上にスナックやワインまでいただくことができるなんてあり得ないでしょう?(スイマセン、貧乏くさい発想で…汗)
とにかく、かなり「場違い」なのは確かなよう…。
とりあえず、料理やワインのテーブルには近づかないようにして(?)ひたすら固まっていたら、一人の女性が「どうぞ、召し上がってください」と皿にスナックを取り分けて持ってきてくださるではありませんか!(こういうところって、シカゴの人は親切!)えっ、頂いてもよろしいんですか?…(こういう場では何故か「演技」が入る私)「…オ~、サンキュ~」と全身で感謝の気持ちを表していただきました(笑)次に、デザートのブラウニーも勧められて、それと一緒に「今後もよろしくお願いしますね」と名刺を渡されました(ケイタリング会社の)でも、私たちが名刺貰っても仕方がないよね。とりあえず、シカゴでケイタリングを探している人がおられましたら、ご一報ください。紹介します(笑)
前回、シカゴでいくつかのプレイを観たときも、こういう感じでした。(お料理が出なかっただけで)「NYの小劇場もこういう感じなのか?」と連れ合いが言っていますが、私はNYでは小劇場の体験がないので分かりません。でも…どちらにしても、小劇場でのプレイはギリギリに行った方が余計な心配をしなくてもよさそうだ(笑)
OUR TOWNの観劇レポートは毎回「前置きが異常に長くなる」(笑)
今回も、ここで一区切りつけまして、内容についてはまたあらためて!
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