Retraction Watch / 2011.06.27 01:01 / 推薦数 : 3
関西医大から京都府立医大への道 【1】よりの続きです。
雑誌Hypertenstionに2003年に掲載された論文を紹介します。
11名の著者からなる論文で、責任著者は当時関西医大の内科に所属し、前回紹介した撤回論文の筆頭著者でもあります。
この論文中の図が誤って掲載されていたとして2004年に訂正のアナウンスがされました。
何がどう誤っていたのでしょうか?
訂正前の図を下に示します。
ある図をひっくり返すと別の図にそっくりになります。なぜ、こんな「誤り」がおきたのかは不明です。
著者らが自ら、「誤り」にきづいたのか、
あるいは
著者らが、受動的に、「誤り」にきづかされたのか
(すなわち、第3者が雑誌社に連絡、雑誌社から著者らに連絡)
も、不明です。
関西医大から京都府立医大への道 【3】に続きます。