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小説 3【僕の彼女は1世紀先からきた未来人】

2023-11-26 11:03:05 | 小説
3 過去 パラレルワールド1

1999年頃渋谷―

「浜崎あゆりの曲っていいよね~
歌詞がジーンときちゃう!」

ルーズソックスを履いた女子高生やニット帽をかぶった少年達が
あふれた街並みには
パワーとやるせなさが入り混じる様な騒音が街の風景を描いていた

そんな街並みを歩くのは
都内の私立高校に通う裕也だった

彼はいわゆるバンドマンで
根拠の無い自信に満ちあふれていた

「あっやべぇ!遅刻しちゃう!」

どうやら誰かと待ち合わせのようだ

「遅えぞ!裕也!今日は久しぶりに
可愛い娘をGetするんだからさ〜!ハチ公前行っても誰もいなきゃ、お前のせいだからな!」
と、光博が言う

どうやら合コンらしい。
この時代にはマッチングアプリやSNSなどの概念は無く、
一期一会の出逢いはかなり貴重だったらしい

「ごめんなさい!お待たせしました〜!!」

ヤバ!可愛い!やっと…やっときた〜!これはもしや運命の…
裕也は心の中でドキドキと共に作戦を考えていた…
To Be Continued…


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