永沢氏

いよいよ虫たちが冬眠から目覚めてきました。虫と友達にならざるを得ない患者です。先日はムカデが2匹歩いていました。あ、部屋の中ね。

さて、ちょっと前の話になりますが、髪を切りました。ばっさりと。

理由はご想像にお任せしますが、今までのAボーイ的ボサボサヘアーから、W杯に合わせてプチ中田英カット（自称）にしてみましたよ。

しかし、会社での評判はイマイチ。

ちびまる子ちゃんに出てくる永沢君、もしくはガリガリ君呼ばわりです。どちらも中田英には似ても似つきません。おかしいなぁ。

親しい友人も、私の髪の毛を見て「う～ん」と言葉に困っていました。

挙句の果てには、後輩数人とご飯を食べに行ったのですが、思いっきり短くした僕の短髪は全く触れられず、普段と全く変わらない髪をした後輩が「髪切ったほうがいいよ～」と話題の中心になる始末。僕の存在感の無さが際立つイベントでした。

永沢君で思い出しましたが、実はちびまる子ちゃんから独立して「永沢君」という漫画が小学館より発刊されていることをご存知でしょうか。もちろん私は所持しております。

この「永沢君」、ちびまる子ちゃんの登場キャラクターのひとり永沢君を主人公におき、彼とその周りの人達の中学生活を描いていたブラックユーモア漫画で、会社で永沢君呼ばわりされたのを機に久しぶりに読んで見たのですが、これが非常に面白い。

愚鈍、卑怯、劣等感、失礼、嫌われ者、下品、粗末、生き恥、最悪、陰気、ゲヘヘ、不真面目・・・

中学校を舞台にした漫画とは思えないほど、素敵ワードの目白押しです。人間の嫌な部分をここまで笑いに昇華させた“さくらももこ”さん、さいっこうです。おそらく「永沢君」を読んで、思い当たることがある人もたくさんいるのではないでしょうか。

もしこの傑作を読んでみたいという方は、ぜひ一度漫画喫茶患者にお越し下さい。他にはジョジョとかあります。

さ、明日は頑張って早起きしてサッカーの親善マッチ『日本×ドイツ』を見るかな。