2日続けてinti-solさんの記事からヒントを得た記事です。
経済アナリスト(エコノミストですかね)の森永卓郎氏の闘病に関する記事です。読者の皆さまもご存じかと思いますが、森永氏は、現在がんを患っており、だいぶ痩せてしまっています。
「このままでは桜は見られない」ステージ4のがんが判明した森永卓郎さん 闘病で「妻」へ、「生きること」へ、“思い”が変化|TBS NEWS DIG
動画からのスクリーンショットが下です。先月3月22日撮影とのこと。
森永氏といえばかなりの肥満体だったのを、某社の協力も得てだいぶ体重を落としましたが、いうまでもなく現在は、あまり健康的な痩せ方ではありません。ただ某社以前にも豆腐などを食してダイエットに成功はしています。下の写真の出典はこちら。撮影年月日は不詳。
それはともかく、森永氏の状況は、おそらく悪液質という状況かと思います。Wikipediaから引用すれば、
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癌悪液質は非小細胞性肺癌や膵臓癌、消化器の癌(胃癌や大腸癌)のほか、転移が進んだ悪性腫瘍で起きやすい。筋肉や皮下脂肪が減り、「癌にかかると痩せる」という状態を引き起こす。抗がん剤が効きにくくなるほか、床ずれが起きやすくなったり、体力が落ちて歩行や入浴、排泄などを自力でしにくくなったりして生活の質(QOL)の低下を招く。
というわけです(注釈の番号は削除)。以前こんな記事を書いたことがあります。
千葉真一を尊敬していたことで知られる今井雅之の、死の直前の記者会見と舞台挨拶の動画を見てみた(その他のがんで亡くなった著名人の姿)
その記事で紹介した今井雅之、逸見政孝、川島なお美の痩せかたはひどいものです。また
同じ種目の金メダリストが2人もがんで50代で死去するというのは、やはり身体を痛めつけすぎたということもあるのか(記事発表日の追記)
で紹介した古賀稔彦、
強さ(パワー)を売っていたアスリートがガンで早逝すると、やはり物悲しく感じる
でご紹介した山本KID徳郁、斉藤仁、平尾誠二などは、明らかに悪液質だったと思います。
そういうわけで森永氏の病状は、非常によろしくないと思われます。いまあげた人たちの写真は、拙記事のBNを読んでいただくとして、たとえばこちらの方はどうか。
アイスホッケーのヘッドコーチだったパット・バーンズ(Pat Burns)です。もともと左の写真のような太った人でしたが、肺がんと肝がんを患い、2010年に58歳で亡くなっています。
渡辺美智雄です。写真の出典は、こちらから。いつの撮影かはわかりませんが、下の写真のころと比べるとだいぶ痩せています。下の写真がいつ頃の撮影かは不明。
出典は、こちらより。下の写真のころは痩せているかな。彼は、すい臓がんを患っていました。
1988年死の前年の手塚治虫です。彼は胃がんで亡くなりました。写真の出典はこちら。下は、1985年の撮影です。出典はこちら。
それにしてもどの人も、たかだか数年で、ここまで痩せるかと驚きます。ともかく悪液質になると非常によろしくないということになります。inti-solさんは、
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ご本人が「理想」という「あと2年生きる」が実現できるかというと、「原発不明癌の終末期」という診断名、動画で拝見するお姿から察するところ、極めて厳しいだろうなと思わざるを得ません。
とお書きになっています。私も正直そう思います。他人様の余命のことでめったなことは言えませんが、あまり見通しが明るいとは思えません。
inti-solさんに感謝して、この記事を終えます。
4月4日追記:bogus-simotukareさんが、この記事に関する記事を発表してくださいました。
「悪液質」で手塚治虫「ブラックジャック」を思い出す
手塚治虫が、『ブラックジャック』で悪液質に関する作品を発表していたことが紹介されています。手塚は医者でしたから、自分が胃の手術をした、ひどくやせた、となれば、自分の容体がきわめて悪いことは覚悟していたのでしょう。自分が60歳の若さで死ぬであろうことを覚悟したのは、彼にとっても極めて残念なことだったとあらためて思いました。bogus-simotukareさんありがとうございます。
ニュースで病状を知っていますが、細り方が「どうもなあ」という感は否めません。
私が見た写真はげっそりとしていませんでしたので。
経済の話は、池上彰よりマシですが「ザイム真理教」は高橋洋一のバッタモノあるいはカーボンコピーの誹りを免れないので読んでいません。
経済本は、基準のハードルを上げないとフェイクに引き摺られそうなので。
私の親戚が森永氏と同じ病気かは聞いてませんが、余命宣告を受けました。
具体的な時期は決まっていませんが、家人を連れて九州に行きます。
親戚のパートナーが新興宗教に帰依しているので、お墓をどうするかなどを決めないといけませんので。
新興宗教の帰依していることは少し前に知っていましたがよろしくない事態であることは確かです。
元気な頃と比べ、声は弱くなっていたとは言え、きちんと聞き取れる声ではありました。
ただ顔が激やせで、貴記事掲載の「死の前年の手塚治虫」並に痩せこけてましたね(手塚同様、健康体なら膨らんでいるはずの頬が明らかにへこんでいる)。
病気で痩せるとあんなに頬がくぼむのかとは思いました。