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ドラマ・映画の名セリフに学ぶ(好奇心を持てば、この世は面白いことだらけ!)

#0281「七度尋ねて人を疑え。」/『学校2017』から

「“七度尋ねて人を疑え“と言うじゃないですか」byヒロイン、ウノの担任

今宵は、『学校2017』からこのセリフにしました。日本では営業上の理由からか、『恋するレモネード』と改題されてますが、本国では学校を舞台にしたドラマシリーズとして連作で放映され、学校+その放映された年がタイトルになっています。

ウノ達は、学校の度重なる模擬試験実施にうんざりしていましたが、3回目の模擬試験がまさに開始されようとしていたその時、突然スプリンクラーの水が校内中に降り注ぎ、試験は中止になります。職員室もびしょ濡れになった中、校長、教頭を始め、大半の教師が生徒の仕業だとして、早急に見つけ出すべき、と叫ぶなか、ウノ達の担任だけは「外部の者かもしれませんよ」と1人反論します。今宵のセリフはその時に担任が続けた言葉になります。

実際の学校にはなかなかいない先生が出てくるのが学園ドラマの妙味ですが、この『学校2017』もそうですね。ドラマに出てくるような先生1人でもいれば、学校ももっと住みやすくなるかもしれませんね(笑)。が、実際がそうでないだけに、こうしたドラマが作られてウケるわけでして。

さて、このセリフに出てきた言い回し、調べてみますと、「物を失くした時、他人を疑う前にまずは7回探してから初めて人を疑え」という意味で、要はやみくもに人を疑うな、ということです。以前もお話しましたが、1度疑いを覚えると、その疑いは容易に消せませんので。
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