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ドラマ・映画の名セリフに学ぶ(好奇心を持てば、この世は面白いことだらけ!)

#0027「三尺下がって師の影を踏まず」

「三尺下がって師の影を踏まず、だ!」byチョン・ウソン先生

同僚教師たちから、ノリが軽いと言われたチョン先生が、イメージ一新を図って生徒に強面の指導を始めた時に放った言葉。
今宵はシットコムドラマの傑作、『一抹の純情』から、久々に格言を含んだセリフにしました。このセリフを初めて聞いた時には、この格言が日本由来とは知りませんでした。せっかくなので正確な意味を調べてみました。

先生に従って行くときは、弟子は三尺(1m強)くらい離れて、先生の影を踏まないようにしなければならない。先生を尊敬して礼儀を失わないように心掛けるべきであるといういましめ。

それくらい、昔の師弟関係は厳しかったのですね。しかも弟子(生徒)よりも、師(教師)の方がそれなりのレベルを保つのが大変だったように思います。あと、ドラマのすごいのは、こうしたレベルの高いセリフをさりげなく取り込んで放送するところでして、知る楽しみにつながります。

このドラマ、KBSワールドでは、次のように紹介されています。
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恋愛に不器用な独身アラフォーのソンミ、シングルファーザーのウソン、倦怠期の40代夫婦 スジ&ミンス、そして彼らの高校生の子供たちが繰り広げる学校生活など、現代を生きる40代と10代の悩みや恋愛を赤裸々に描いた共感度120%の物語!
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この『一抹の純情』のように、
①時折ゲスト出演がある以外、出演者がほぼ固定で、
②主要な舞台もほぼ固定で、
③基本的に1話完結ながら、全体のストーリーは次々展開する
こうしたドラマをシチュエーションコメディドラマ、略してシットコムドラマと呼ぶそうです。吉本新喜劇をドラマにしたような感じだな、と思ってましたら、実際に日本でも昔はやってたようです。
コメディと謳うからには、もちろん毎回お笑いの連続で、気分が沈んだ時に、モチベーションあげるのには最適なドラマです。
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