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ドラマ・映画の名セリフに学ぶ(好奇心を持てば、この世は面白いことだらけ!)

#0762「知は万代の宝」/『憎くても愛してる』第15話から

「昔から"知は万代の宝"とかいうでしょう。"知は力なり"!」byキム・ヘンジャ(ソン・オクスク扮)、質屋兼市場の日済しの貸金業社長

今日は『憎くても愛してる』からこのセリフにしました。このセリフは…

周囲の人たちから自分がまさにスクルージ爺さんそのものの守銭奴のように思われていることを悟ったヘンジャは、カフェの手伝いを始めたグンソクを訊ねると、事業について自分に講義して欲しい、と頼みました。しかし面倒くさがるグンソクは、既に商売を営んでいるのに今さら習うことなどないのでは?、と訊き返しました。するとヘンジャは、ずっとどんぶり勘定できたのだが、株式会社や株主総会、資本金といったものを知りたい、と答えました。そして、事業拡大のためか?、と訊ねたグンソクに、ヘンジャが言った言葉がこの日セリフになります。

"知は力なり"、フランシスコ・ベーコンはもちろん知っていますが、"知は万代の宝"は初耳でした。こういうセリフを自ら無学を是認するヘンジャに言わせるプロットがすごいです。さて、その"知は万代の宝"の意味ですが、調べてみましたら、ざっとこんな感じかと。

ある人が得た知識は、その人だけの宝ではなく、子々孫々、後の代の人にとっても宝になる。

ベーコンの言葉に比べると、末代のことまで考えているのが東洋っぽいですね(笑)ちなみに、管理人の曾祖母は生前こんなことを言ってたそうです。

訊くは一代の恥、訊かぬは末代の恥
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