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ドラマ・映画の名セリフに学ぶ(好奇心を持てば、この世は面白いことだらけ!)

#0822「桃園の誓い」/『蝶よ花よ』第66話から

「親しくなるために"桃園の誓い"を結ぼうとしていた。」byクム・ソンダル(チェ・ジェウォン扮)、グァンサンの父親

今宵は、『蝶よ花よ』かラこのセリフにしました。このセリフは…。

ソンダルはパン屋のオーナーのギュソンに、独身だ、と偽ってアタックしていました。が、ある朝自分に子供はおろか孫のジャンディまでいることをパン屋の職人ドゥホに知られてしまい、ギュソンに事実を話せ、と脅されてしまいます。その時はこれをとりあえず承諾してその場をやり過ごしたソンダルでしたが、花束持参でギュソンの店にやってきた時、ここでもドゥホに見つかり、ギュソンに話たのか、話さないなら自分から話す、と言われて店に入れなくなりました。ソンダルは、時期を見て心穏やかに話すから一週間、いやいや今日一日待ってくれ、と頼みますがギュソンは、今すぐ話さないのならお引き取りを、と言ってソンダルを追い払おうとしました。これにはソンダルも黙っておられず、ギュソンと争いになりかけた時、ソンダルの義理の姪であるイェジュが配達帰りに通りかかり、何をしてるの、もしや喧嘩?、



と言って絡んできましたから、慌てたソンダルが言った言葉がこのセリフになります。

三國志に詳しい方ならご存じかもしれませんが、この言葉も昔の中国由来の言葉でして、三國志に登場する劉備・関羽・張飛の3人が、張飛の屋敷の裏の桃園で、「我々は生まれは別の日だが死ぬときは一緒だ」とか言って義兄弟の契りを結んだ逸話から、義兄弟の契りを結ぶこと。また、義兄弟のような深い間柄になることを意味するようですね。"桃園結義"という四字熟語にもなっています。

つまりソンダルは、イェジュにドゥホとトラブっていることを知られるとまずいため、こうして言い訳したのです。ただ、ソンダルは職につかず女性のもとを転々とする遊び人として描かれていますが、こんな言葉がさっと出てくるものなんですかね(笑)
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