今日は『棚ぼたのあなた』からこんなセリフをご紹介ます。このセリフは…
夫と自分のチキンとビールを買って帰ったユニは、家の入り口で、夜食を買いに行く途中のイルスクとマルスクの義姉妹に出くわしました。マルスクはユニの持っている袋がなにかと訊ね、二人分のチキンだと知るや、ケチね、自分たちのことしか考えない、自分なら全員分を買う、と言いましたからユニは、どうぞ、と言って姉妹に渡してしまいました。
こうして手ぶらで帰ってきたユニは、ギィナムからチキンはどうした、と訊ねられて、奪われた、と答えました。驚いたグィナムにユニは、渡さないとまた何かが起こる予感がしたから差し出した、と言い直しました。ギィナムは、実家に気を使うなと言ったのにまた気を使ったのか、と不満をもらしましたが、それを否定したユニの言葉が今日のセリフになります。そして、姑が嫁をほんとに殴るのか、と驚いたグィナムにユニは、それはことばのあやだけど、気を遣わないといけないということだ、と釘をさしました
本国独自のことわざは過去にも度々ご紹介してきましたが、このセリフに出てくる"叩く姑より止める小姑のほうが憎い"ということわざも、本国オリジナルのことわざになります。これは、小姑は姑のように表だって嫁とバトルすることはなく、逆にバトルを止めたりするのに、裏では小姑の方が嫁への嫌がらせをするからだとか。
本国では嫁からアガシ(お嬢さん)と呼ばれる小姑は、嫁にとって、時と場合によっては、姑より難儀な存在のようですね。なんせ姑より若いですから、機動力もありますし、頭の回転も早いですしね笑