フリーターでフーテンの寅息子へ    ー父親がつくる愛情定食

フリーターでフーテン生活の息子に、小言ひとつ言わず食事を出す父親。その切ない愛情定食を記録する

家事一切を引き受けているフーテンの寅息子の父親 ー 夫

2021-01-09 21:06:00 | 日記
昨年半ば、右手の手術をしたため主婦として全く役に立たない自分に代わり、フーテン息子の父親、つまり夫は、料理だけでなく洗濯も掃除も、家事一切を行なっている。
もともとなんでもできる人だが、子育ての頃はいわゆる「昭和のモーレツ」社員のような働き方で家にいることはなかったから、ゴミ出しをするのがせいぜいだった。コチラの手の変形は家事や庭仕事で手を酷使したため。
夫は食べることが好きなので料理は好き。何をつくってもコチラより上手い。盛り付けもこだわる。
テレワークの今は、三食以外にデザートも頻繁につくる。牛乳パックで型をつくりオーブン焼きしたさつまいものパンケーキはしっとりふっくらでおいしくて、カボチャのパンケーキもリクエストさせてもらった。
フリーターでフーテンの寅息子は世の中とは違う時計で行動しているので、用意する食事は、一日6食になる。もちろんうまく作ったものを組み合わせたり一品追加したりして。
















ある日の洋定食

2021-01-08 10:06:00 | 日記
フリーターでフーテンの寅息子のために父親が作る食事。今日は洋定食。ソーセージとピーマンの炒め物に目玉焼き、カップスープ、トマトとブロッコリーのサラダ、全粒粉トーストにいちごジャム。
息子は、在宅時は一歩も部屋から出てこない。トレーごと巣穴(自室)に持っていき、薄暗い部屋で孤食。



ある日の夕定食。出かけたスキにトレーを取りに行くとしっかり完食だった。





朝に夕に

2021-01-08 00:15:00 | 日記
息子が大学を辞めて帰国し、フーテンの寅になって早3年。大学へ入り直すでもなく、就職するでもなく、好きな音楽の道を目指すわけでもなく、ただただ、バイトとテキトーに外泊してふらっと帰宅する日々。
いつも息子の食べるものを気にして買い物をし、息子が起きてきて「食べる」と言うと、すぐ支度をして食事を用意する父親。
その切なき愛情定食を記録するドキュメンタリーブログ。