テーマ:メディカルアロマ
便秘について、とてもお手軽な情報がありましたのでシェアしています。
“はちみつ”の効能です。
フェイスブック『心と体の健康グループ』さん
いつも良い情報をいただいています。
https://www.facebook.com/groups/1421206134771110/
「まさかはちみつで?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そこは身近なはちみつ。
当たるも八卦、当たらぬも… 容易に経済的にお試しになられることもできるしょう。
筆者もぜひこれを試してみたいと思います。
そして意外と身近に健康のための自然な食があったこと、改めて知ってみたいです。
便秘というと多くの方々がお悩みになる体の不調の一つですが、日々の体調の不調ですから、高血圧同様に二次的な症状にさらにお悩みになるというケースは後を絶たないことも知られています。
便秘による… 枚挙にいとまがありません。
それもそのはず、腸の専門家によると“腸は第二の心臓”であったり、“体の免疫力の70%は腸で作られる”とも語られるほどに、人間だけでなくあらゆる動物にとって、栄養を体全体に行き渡せるための非常に大切な臓器だからです。
さて、その腸の動きは、生まれてから寿命が終わるまで、心臓や胃、その他の臓器同様に体の中で動き続けていて、気を失っていても、全身麻酔をしていても、寝ていても、生きている限り動き続けてくれています。
感謝ですね。
その理由は、これら臓器は、生理学の専門家の言では“体は大きな化学工場”と言われるくらい、体の中では日夜休むことなく活動を続けていてくれるから。
★すべてが「自分ではコントロールができない自律神経のなせる業!」だからです。
義務教育の分野で学んだはずですが、社会に出ると忘れてしまいがちな事実です。
★だからこそ“自律神経の安定”=臓器(今回は腸)の適切な活動が求められ、この活動に支障がでるからこそ、便秘に代表されるような予期せぬ体の不調、病気が現れてくるということ。
「さて、それでは自律神経が安定していたらいいな」と誰もが考えるでしょう。
その通りです。
ただ上述のように“自分でコントロールができない”のが自律神経。
ましてやアロマセラピストが「ラベンダーの香りはリラックスだから副交感神経を優位にします」と言ってしまった時点で即、学校で学んだ学問、世界共通の学問の教えからは完全にかけ離れてしまいます。
★自分でもコントロールができない自律神経を、第三者が香りでコントロールしているかのごときの説明はもうやめましょう。
「昔々ラベンダー畑でご不幸な経験をした人が、その香りは必ず記憶として残るでしょう」
その香りを嗅いだが最後、きっと悲しみや苦しみ、辛さ、その他のネガティブな感情から心臓はバクバクとなり、むしろ交感神経アップ状態となり、その場から逃げ出したくなることは必至ですね。
便秘のお話しに戻りましょう。
便秘(症状)→ 自律神経 ←胃腸(消化器系)の不調
このつながりですでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
“自律神経の安定”を求めればいいわけです。
せっかく“自律神経安定作用”というのがメディカルアロマの利用法にはあるのですから、使わない手はありません。
お薬ではなく、まるで人間が食事をした際に自律神経の自動的な働きにより副交感神経が優位になり、だれもがちょっと眠くなるかのような、交感神経と副交感神経のバランスを整えるための作用が精油ではなく、精油が含有する成分と分子に含まれています。
ただそれを経皮吸収という手法を使って、皮膚の毛細血管から微量を体に巡らせるという使い方がメディカルアロマです。
決してマッサージをするわけではありません。
自律神経のバランスが整えば、腸が元の働きに戻ってくれさえすれば、順調な便通も期待できるということになります。
JMAA(特定非営利活動法人日本メディカルアロマテラピー協会)の実績を持つ様々なレシピの中でも、胃腸系やメンタル系に良く利用されるレシピには必ずと言ってよいほど、自律神経安定作用を有する成分を含有した精油があることに気が付くでしょう。
代表的な精油:
【バジル】
ほとんどの成分分子がエーテル類チャビコールメチルエーテルで、作用は鎮痛、抗痙攣、抗炎症と、抗痙攣を抜かせば、今回の腸のために良いのかな?と考えても不思議はないでしょう。
ただ同分子には消化促進作用という嬉しい作用が含まれています。
お料理の香辛料としてバジルを使う際にもこの点を思い出したいですね。
ただ乾燥してしまって、精油の良い成分が無くなった香辛料は、香辛料として味と香りのみを楽しみましょう。
【マジョラム】
マジョラムは自律神経の安定を必要とする症状のためのレシピには欠かせない精油のひとつです。
その理由は、主となる成分のほとんどが自律神経を安定させるためにマジョラムの中に集まったのではないかと思えるほど。
モノテルペン炭化水素類のγ-テルピネン約15%の作用は自律神経の安定。
不眠症や神経胃炎のレシピにも利用されます。
同類α-テルピネン約10%の鬱滞除去作用と静脈強壮作用は体中のリンパと血液の循環を促すことにより、薬ではありませんので安全に利用でき、個々人違いはあれ、他の精油の成分との相乗効果によりリラックスできる状態へと導いてくれるでしょう。
また3つ目の主要成分、モノテルペンアルコール類のテルピネン-4-ol約30%には嬉しい副交感神経強化作用があります。
これだけでも合わせて55%と半分以上を占める、単なる“鎮静”ではない副交感神経の優位と自律神経の安定が約束されたみたいな成分構成です。
これらにさらに様々な精油の成分との相乗効果にて個々人毎に嬉しい作用を提供してくれるでしょう。
【ゼラニウムエジプト】
得てして美容、アンチエイジングジェル(『究極の美容ジェル』)という人気ナンバーワンにして、実際にこのレシピで化粧品が製品化されているために美容に多く使われるこの精油では、エステル類蟻酸シトロネリルやゲラニルの自律神経安定作用が胃腸系のレシピには多用されています。
【ゼラニウムブルボン】
ゼラニウムエジプトが再度入荷してきたことにより、陰に隠れてしまった観ありのこの精油ですが、最新の成分表から読み取れるのは、ゼラニウムエジプトよりも蟻酸の量が若干多いということ。
人によってはメンタル系・胃腸系のお悩みの際にはこちらのゼラニウムブルボンのほうが相性が良い方もいないとは考えられないですね。
【マンダリン】
モノテルペン炭化水素d-リモネンがほとんどですから鎮静作用が高いのは成分表を見てのとおり。
さらには同類γ-テルピネンの自律神経安定作用、そして特筆すべきは他の精油には無いエステル類アントラニル酸ジメチルという他の精油にはない微量の分子が特殊特殊であり、自律神経安定作用は、γ-テルピネン同様に不眠症や神経胃炎にも使われる成分の分子です。
【クラリセージ】
得てして“ジテルペンアルコール類スクラレオール”のエストロゲン様作用を第一に思い浮かべがちな精油ですが、成分表からわかることは、ラベンダーアングスティフォリア同様に、エステル類酢酸リナリルやモノテルペンアルコール類l-リナロールがたくさん含まれているという点に注目です。
【ラベンダーアングスティフォリア】
説明の必要がないほどに、鎮静作用では代表的(上記クラリセージで分子の説明有り)な精油です。
その他の精油がメディカルアロマでは使用されています。
代表的なレシピ(胃腸のための)
『胃もたれ、胃酸過多 ジェル ①』
● ハイブリットオイル 2ml
■ バジル 4滴
■ マンダリン 4滴
● ナチュラルモイストジェル 20ml
『胃もたれ、胃酸過多 オイル ②』
-ご家庭の食用オイルで薄めます。
● 食用オリーブオイル 5ml
■ バジル 4滴
■ マンダリン 4滴
■ ペパーミント 1滴
★ 0.8ml/回 経口
『便秘解消 ジェル』
● ハイブリットオイル 2ml
■ ゼラニウムエジプト 4滴
■ バジル 4滴
■ マンダリン 4滴
● ナチュラルモイストジェル 20ml
『食あたり オイル』
ご家庭の食用オイルで薄めます。
● 食用オリーブオイル 5ml
■ オレガノ 5滴
■ クローブ 5滴
■ シナモンカッシャ 5滴
★ 0.8ml/回 経口
『自律神経安定 ジェル』
● ハイブリットオイル 2ml
■ ラベンダーアングスティフォリア 3滴
■ クラリセージ 3滴
■ パルマローザ 2滴
■ バジル 2滴
■ マジョラム 3滴
■ ゼラニウムエジプト 2滴
● ナチュラルモイストジェル 20ml
『安眠 ジェル』
● ハイブリットオイル 2ml
■ ラヴィンツァラ 3滴
■ マンダリン 3滴
■ ゼラニウムエジプト 2滴
■ ラベンダーアングスティフォリア 2滴
■ クラリセージ 2滴
● ナチュラルモイストジェル 20ml
『胃腸の強壮ジェル』
●ハイブリットオイル 2ml
■バジル 5滴
■マンダリン 5滴
■ゼラニウムエジプト 5滴
■ローズウッド 5滴
●ナチュラルモイストジェル 20ml
今月10月31日 ハロウィンの日の『メディカルアロマフェスタ神奈川【横浜】』では、これらのレシピを含めた全48種のレシピ集をお持ち帰りいただくだけでなく、その場で材料費のみでお試しいただけます。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げています。
成分と分子の作用を利用した本物のメディカルアロマをご参加費1000円で確かめにいらっしゃってください。
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