メガネのヒカワ (1級眼鏡作製技能士・認定補聴器技能者がいる店。)

富士山の麓にあるメガネ・補聴器専門店です。当店は、お客様一人ひとりに合わせた「メガネ・補聴器」作りに取り組んでいます。

補聴器用 空気電池

2020-10-26 13:15:00 | 補聴器
本日は、補聴器用の空気電池についてお話しします。


補聴器用の空気電池は空気中の酸素を使って発電する仕組みです。
シールをはがすことで、電池の空気穴から酸素が取り込まれ機能します。
また、一度発電がはじまると補聴器を使用していない間も少しずつ残量が減ってしまいます。

シールをはがした電池はなるべく早く使い切るようにしてください。
また、補聴器を数日使用しないときには、必ず電池を取り外し、少しでも放電を抑えるようにしましょう。
空気電池のプラス面を再びシールで密閉することもおすすめです



-- 冬場の使い方 --

冬は気温が低いため、電池にとっては厳しい使用環境です。また空気電池の特性上、二酸化炭素の影響も受けやすいため、気をつけないと通常よりも早く消耗することがあります。

■石油ストーブに注意!

狭い部屋に大勢の人がいたり、閉めきった部屋で石油ストーブなどを使うと、空気中の二酸化炭素の濃度が増加します。空気電池は二酸化炭素により劣化しやすいので、換気を十分に行うことが大切です。

■気温に注意!

気温が低いところでは、電池本来の性能が発揮できません。体温などで電池を暖めてからお使いください。
(手のひらにのせて握ってもらうといいですよ。)


補聴器の電池は、扱い方を少し注意するだけで、寿命が長くなりますので試してみてください。