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メグミ生花店のおばさんのよもやま話。

今年のバレンタインデー

2018年02月11日 | バレンタインデー 募金 チョコレート
臨時にできたチョコレートケースの前のたくさんの女性を見ては、本来なら女性はいただく立場なんだけど!と。

日経新聞に掲載されたGODIVAさんの広告に賛同する一人です。

現在の情景を見ているといつも思い出すことがある。
一つは前にも書いた、
今は亡き、京都大学高坂先生の講演会での言葉。

 「土台の無い日本」

そして、8年ほど前、花き業界で始まったフラワーバレンタインに寄せて書いたバレンタインデーでの私のエピソード。

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今となっては遠い昔、企業勤めの頃のこと。
私より3歳くらい下の新入男性社員の一人が2月15日の朝、なんだか不機嫌そうに言っていた。

 「同期の〇〇課の友人は昨日チョコレートを同じ課の女性社員からたくさん頂いたと言っていたのに、僕は1つも無い。うちの課は大勢女性がいるのに・・・・。」

そこで一言、バレンタインデーとはどのような日か知ってる?・・・
この課にはいないと思う。お菓子業界の宣伝ストーリーにのる人は・・・と。

しかし、次の年入社した女子社員は、独身男性社員にチョコレートを配っていた。
ジェネレーションギャップというのか、価値観が違うと感じた瞬間だ。
 あれから30数年。
やっと始まった本物のバレンタインをはじめようキャンペーン。
花き業界に身をおく一人として大切に育てたいと思う。

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世界中からおいしいチョコレートが集まるこの時期自分のためにと買い求める人もいるでしょう。

しかし、40年近くですっかり根付いてしまった習慣は、なかなか自らの意思でやめることを実行するのは難しい。

それが多くの女性の本音だと思うのは私だけでしょうか。

本来のスタイルであるフラワーバレンタインも根付くにはまだまだ時間がかかりそうです。

だから今年は20年前に企画した募金を再開します。

世界には今日、明日、食べるものがなければ命さえ危ぶまれる子供たちがいます。

贈ることのできる幸せを今一度かみしめながら。

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