暑ーい。
そんな土曜の昼。
今日はなにわの日=7月28日
母 「たこ焼買って来ようか?」
な 「たこ焼、美味しいけど....」
『....』には訳があるのです。
それは、たこ焼き屋のおじさんが愚痴っぽいこと。
大した文句ではないももの、愚痴っぽいのがちょっとねー。
例えば、
母の話
「今焼き始めたばっかりで焼けてへんでー」
「朝から焼き通しで休まれへん」ってお母さんに言うんよ。
妹の話
「500円分ください」 「今、400円分しかない。400円分でええやろ。待たんでええし」
でも、このときは他のお客さんの突込みがあったとか。
「そんなん言わんと焼いたらええやん(笑)」(妹、苦笑い)
商売繁盛の有難い話じゃないですか
まっ、熱い鉄板を前にずっとじゃぁ、確かに大変なのはお察ししますが。
という たこ焼き屋さんなので、
私が買いに行くことはまずないわけです。
『そりゃあ、あかんわー』
『な は、買いに行かんでいいから。待っとり』
『行ったら、アカンで』
(以上、な を良く知っておられる皆さんからの声)
けれども、美味しいんです。ここのたこ焼き。
特に出来立てのたこ焼きは、大きくて外も中もふわふわで明石焼きのようなたこ焼きなのです。
少し焼きすぎていると、外がどうしても硬くなってしまいふわふわ感が損なわれる。
だから、おじさんは中途半端に残りそうになると
おまけして入れてくれることもしばしば。
さすが年の功、母は、その辺の事情を悟っていたらしく
鉄板のたこ焼きが500円に少し足りなさそうだった場合は
母 「焼けてる分だけちょうだい」
た 「ありがとう。○円分やでー」
そして、母が帰ってきました。
な 「お母さん買ってきたん?おじさん、何か文句言ってた?」
(何せ暑い土曜の昼。愚痴のひとつもこぼしたくなって当然)
母 「それが今日な『焼けるの待ってるの暑いやろって』おじさん涼しい所で待たせてくれたよ」
な 「へぇーっ」
おじさんの気遣いのおかげで美味しいたこ焼きをより一層美味しく食べることが出来ました。
おじさんに感謝。
「いつも暑いのに美味しいたこ焼き焼いてくれてありがとう」
それにしても、今日はアイスキャンディーの効果が20分しか持たなかったなぁー。
たこ焼き 15個 500円