メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <無理に(でもないですが・笑)…>

2015-05-02 12:33:37 | Weblog
いい天気ですね。

今日からGWの方も多いと思います。

今朝NHKで、ストレスチェックで会社の環境改善を図る事例が紹介されていました。出勤間近かだったので、最後まで見れなかったのですが、メンタル面での社内環境改善のアプローチは大事ですよね。


「今使っているケースはこの部分が外れやすいらしいので、何とかなりませんか?」という依頼が営業からありました。

形状としては複雑な組み方だったので、しっかり組めてそうだったのですが、実はそうではなかったようです。

で、その複雑な組み方をやめて、通常ある簡単な組み方に変えて、その他もろもろ工夫を入れました。

ある部分が外れやすいと言っても、その部分だけの修正では一時しのぎにしかならないことが多いので、関連する部分を含めてもろもろ工夫を入れました。以前からの工夫もありますが、今回初めて加えた工夫もあります。

営業に見せると良くなったとのことで、一発でした。

そのもろもろの工夫は、なかなか気づかない工夫です。私自身も長い間設計をしてきて、だんだん気づいて生み出した工夫も多々あります。

ただこれはなくても設計できます。だからはじめからこういうことに気を取られると、森を見た設計が出来ないように思います。森も設計できてから、木の部分としてもろもろの工夫を入れていけば、設計の質が高まりやすいですね。

この辺りは設計担当者が自ら気づいていきたいところですが、企業としては財産になるので後継者に伝えていかなければいけないことです。

ということで、森が出来ていけば次は個々の木をしっかりさせていくことが、社内環境でも設計のもろもろの工夫でもいえるように、大事なことです。

ということで、無理に(でもないですが・笑)こじつけてみました。

でわでわ。



正12面体。写し方によって、違う立体に見えますね。
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