メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <大学の制作展>

2014-02-05 15:26:33 | Weblog
本日から2月9日まで、京都市美術館で京都嵯峨芸術大学の制作展があります。今年もダンボールを使って卒業制作をした学生さんのお手伝いをしました。

2012年度
2011年度 ←太覚寺賞受賞
2010年度 ←写真がない

もう4回もやってますね。

短大の学生さんなのですが、2年という短い期間なので卒業制作にかけられる時間はとても短いです。お正月や成人式(!)もありますので、ますます短くなります(笑)

この短い時間の中でどれぐらいがんばるかが大切になってきます。毎年時間がないけれど、最後まで頑張って想像以上の作品を見せていただいています。そういうのは期待を裏切られてうれしいですね。

カットは、それをしなくては作品にならないですが、ウェイト的にはごく一部です。カット前のアイデアや設計、カット後の組み立てや仕上げ、展示の方がウェイトが大きいですし、より学生さんの思いが表現できます。そこら辺をしっかりしていないと評価されるものにならないでしょう。

私はカットをした段階までしか実物を見ていません。どういう風に組み立てて色を塗り、どういう風に展示するかというのは、ときどき画像が送られてきますが、学生さん次第です。

会場に入って、展示された実物を見た時に、予想を裏切られて驚きの声を上げることがしばしばです。カットが終わってからの2週間ほどで、ここまで仕上げるのはすごいといつも思います。

今年はどんなのかそれも楽しみです。

最小限のことを知ってもらったり、不都合なことを指摘してあげると、後は本人任せでも大丈夫という確信が出てきました。もちろんしっかり見守るのは必要ですが。私たち以上にアイデアや集中力のある若い人たちの力を力を信じて、その力を発揮してもらえるようにしていくのが私の役目かもしれないと、中年の私は思いました。

芸大生の若さあふれるパワーをぜひご覧ください。


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