メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <学生さんの卒業制作>

2013-02-16 13:32:55 | Weblog
今年も京都嵯峨芸術大学短期大学の学生さんの卒業制作のお手伝いをしました。

今年はロケットでした。

こんなかわいいロケットを見せられ「作りたい!」と相談を受けました。

大きさは子どもが入って遊べるぐらい!と言われ、いっぱい考えなあかんなと思っていました。こちらも「子どもの体重に耐えられるようにするにはどうすればいいんだー」と悩みましたが、なんとか自分で設計されていました。

「夢見る宇宙」という名称で、ロケットとシーソーと星があります。ロケットはいろんな遊び方が出来る楽しいロケットです。











「どういう構造にすればいいか」ということを話したりしましたが、設計は学生さんが全部やりました。時間もなかったので、ぶっつけ本番でカットせざるを得なかったのですが、かなりきちんと出来ていました。これにはちょっとびっくりでした。

もともとは茶色のダンボールですが、スプレーのペンキでできれいに色をつけていました。ダンボールとペンキはいい相性なのですが、スプレーではムラもなく塗れていました。「いつの間に」という感じでしたがうまく時間をやりくりしたようです。

学生さんによってダンボールの可能性を開けてもらいました。私の考える作り方とは違う作り方の箇所もありましたが、だからこそ参考になることも沢山あります。

彼女は一昨年の6月に、初めて大学からの見学に来られた学年です。こうやって続いていくといいですね。短大なのでこれで卒業ですが、ぜひどこかで子供に遊んでもらって、フィードバックしてよりいいものに完成させてほしいと思います。

今後ともよろしくです。



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