昨日は、党旗びらきが行われ、志位委員長が新年のあいさつを述べました。新潟県でもリアルタイムで視聴しました。その主な内容をご紹介します。
(1)総選挙挙の結果について。
後退は悔しい結果であり、どうしたら本格的な前進につなげることができるか内外のみなさんからご意見を頂き、参議院選挙 に活かしていく。後退のなかでも、得票では2010年参院選より356万票から369万票に、得票率を6.10から6.13%へと前進さ せ、小選挙区で「全区立候補」に挑戦し、470万票、7.89%を獲得したことも積極的意義があった。
東北ブロックでは、被災地の苦しみに心をよせ、復興のために奮闘してきた結果が現有1議席獲得につながった。国民に溶け込 み結びつき、利益のために奮闘するなら全国でも前進は可能。
(2)安倍自公政権をどうとらえ、どうたちむかうのか。
国民は信任状を与えていない。国会の3分の2を超える議席を獲得したが、有権者比で比例では15%しかないこと、小選挙区 でも24%しかないので「虚構の多数」にほかならない。民主党政権の裏切りへの国民の激しい怒りが集中した結果であり、自民 党の政策や、ましてや実績が評価されたわけではない。
国民が解決を望んでいる重要問題に何一つ解決策なし。デフレ不況から抜け出すことでは、金融緩和と大型公共事業のように古 い政治で失敗したこ、原発問題でも再稼働、新増設の推進を公言しています。
憲法問題と歴史問題では、危険な動きがある。過去の侵略と植民地支配の誤りを認めた「村山談話」「河野談話」を見直し、 「安倍談話」なるものに置き換えようとしている。9条をかえ、侵略戦争を美化するなら世界とアジアで生きていく立場を失う ことになる。
(3)日本共産党が果たすべき3つの役割
①暮らし・平和・民主主義を破壊する逆流に立ちはだかる「防波堤の党」
新しい国会では、消費税の増税では自民・民主・公明が多数を占め、三党を中心に「増税連合」、憲法では「維新の会」「み んなの党」が加わり「改憲連合」と日本共産党の対決になる。保守政党の政治家の方からは、共産党に期待の声がよせられて いる。「私は共産党の考えを全部支持するわけではありません。しかし、今日の政治が、米国従属、財界中心の政治という指 摘はよくわかります。現在、政治が右へ右へとなびくような時に、共産党の存在自体が右傾化の動きに対する歯止め・ブレー キ役になってほしい。」と期待の声をよせている。
②新しい政治をもとめる国民の模索と探求にこたえる「変革者の党」
総選挙にむけて、一連の政策提言「経済提言」「原発ゼロの提言」「尖閣問題の提言」「いじめ問題解決の提言」「震災・災 害政策の転換の提案」などを提起し、総選挙政策の基本とした。参議院選挙でも基本政策となるものばかりである。
同時に模索にこたえるため発展・改善がもとめられる点もいくつかある。「財界中心の政治」というとき「大企業の経営が どうなっても知らない。」ということではない。「働くルール」をつくってこそ企業の利益にもつながることをうったえる必 要があった。
③各分野の国民運動をさらに発展させる「国民共同をすすめる党」
国民的たたかいによって、自民党も「増税隠し」に終始し、TPPでも160人を超える候補者が「反対」とこたえ、普天間基 地問題でも沖縄では「県外移設」を掲げ当選している。
たたかいはこれからであり、TPP反対で農協と共同が広がり、ポスターの掲示やビラ配布をしてくれたところも生まれまし た。共同の広がりを大事にして、各分野の「一点共闘」をさらに発展させ、日本の政治を変える統一戦線をつくりあげるため に、役割を発揮していく。
つづく。
(1)総選挙挙の結果について。
後退は悔しい結果であり、どうしたら本格的な前進につなげることができるか内外のみなさんからご意見を頂き、参議院選挙 に活かしていく。後退のなかでも、得票では2010年参院選より356万票から369万票に、得票率を6.10から6.13%へと前進さ せ、小選挙区で「全区立候補」に挑戦し、470万票、7.89%を獲得したことも積極的意義があった。
東北ブロックでは、被災地の苦しみに心をよせ、復興のために奮闘してきた結果が現有1議席獲得につながった。国民に溶け込 み結びつき、利益のために奮闘するなら全国でも前進は可能。
(2)安倍自公政権をどうとらえ、どうたちむかうのか。
国民は信任状を与えていない。国会の3分の2を超える議席を獲得したが、有権者比で比例では15%しかないこと、小選挙区 でも24%しかないので「虚構の多数」にほかならない。民主党政権の裏切りへの国民の激しい怒りが集中した結果であり、自民 党の政策や、ましてや実績が評価されたわけではない。
国民が解決を望んでいる重要問題に何一つ解決策なし。デフレ不況から抜け出すことでは、金融緩和と大型公共事業のように古 い政治で失敗したこ、原発問題でも再稼働、新増設の推進を公言しています。
憲法問題と歴史問題では、危険な動きがある。過去の侵略と植民地支配の誤りを認めた「村山談話」「河野談話」を見直し、 「安倍談話」なるものに置き換えようとしている。9条をかえ、侵略戦争を美化するなら世界とアジアで生きていく立場を失う ことになる。
(3)日本共産党が果たすべき3つの役割
①暮らし・平和・民主主義を破壊する逆流に立ちはだかる「防波堤の党」
新しい国会では、消費税の増税では自民・民主・公明が多数を占め、三党を中心に「増税連合」、憲法では「維新の会」「み んなの党」が加わり「改憲連合」と日本共産党の対決になる。保守政党の政治家の方からは、共産党に期待の声がよせられて いる。「私は共産党の考えを全部支持するわけではありません。しかし、今日の政治が、米国従属、財界中心の政治という指 摘はよくわかります。現在、政治が右へ右へとなびくような時に、共産党の存在自体が右傾化の動きに対する歯止め・ブレー キ役になってほしい。」と期待の声をよせている。
②新しい政治をもとめる国民の模索と探求にこたえる「変革者の党」
総選挙にむけて、一連の政策提言「経済提言」「原発ゼロの提言」「尖閣問題の提言」「いじめ問題解決の提言」「震災・災 害政策の転換の提案」などを提起し、総選挙政策の基本とした。参議院選挙でも基本政策となるものばかりである。
同時に模索にこたえるため発展・改善がもとめられる点もいくつかある。「財界中心の政治」というとき「大企業の経営が どうなっても知らない。」ということではない。「働くルール」をつくってこそ企業の利益にもつながることをうったえる必 要があった。
③各分野の国民運動をさらに発展させる「国民共同をすすめる党」
国民的たたかいによって、自民党も「増税隠し」に終始し、TPPでも160人を超える候補者が「反対」とこたえ、普天間基 地問題でも沖縄では「県外移設」を掲げ当選している。
たたかいはこれからであり、TPP反対で農協と共同が広がり、ポスターの掲示やビラ配布をしてくれたところも生まれまし た。共同の広がりを大事にして、各分野の「一点共闘」をさらに発展させ、日本の政治を変える統一戦線をつくりあげるため に、役割を発揮していく。
つづく。
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