党旗びらきでの志位委員長のあいさつのつづきです。私は「国民に溶け込み結びつく力」ということがとても印象に残りました。もっと自分も国民に溶け込み結びつく力をつけなければならないと、ふりかえりました。2013年は、つながりをひろげ強くする探求と努力を行っていきたいと思った党旗びらきでした。
(4)参議院選挙勝利へ-国民に溶け込み結びつく力を豊かに発展させる探求と努力を-
①党の実力の問題を、「国民に溶け込み結びつく力」という根本から自己検討を。
党の実力の根源は、様々な困難に直面し、その解決をもとめる各層の広範な国民に溶け込み、結びつく力にある。今、情勢 が求めるものに比べればまだ小さいし、弱まっている。
②一人ひとりの党員がもっている結びつきを、どうやって党の結びつきに発展させるか
山梨県甲府市のある地域支部では、こんな報告がよせられている。「昨年の『大運動』で入党したAさんは、毎週ヘラブナ 釣りに出かけ、釣り仲間とは固い結びつきがありました。Aさんは、支部会議で『支持依頼をしたいが、きまづくなるのでは ないかと心配だ。』と話していました。そこで、市議会議員の石原さんが『市議の石原さんから頼まれているので協力してほ しい。』と言ってみたらどうか。と助言し、釣り仲間に訴えたところどんどん支持が広がりました。勇気をえたAさんは、 釣り仲間以外の自分のつながりにも訴えを始めました。全部で33人に支持をひろげました。」Aさんがヘラブナ釣りをつうじ て、固い結びつきをもっていたということと、党員として支持を訴える「踏み切り」をおこなうため、支部や地方議員が温か く援助したことが教訓である。
こうした活動をすすめるためには、わが党の活動にこうした趣味の活動を含めた党員の多面的な活動を保障するための「余 裕」が必要となってくる。同時に、一人ひとりの党員の「踏み切り」-成長を保障するための支部会議の開催や学習などのと りくみも不可欠になってくる。とくに、すべての党員が「しんぶん赤旗」日刊紙を読む気風をくつりあげることは、きわめて 重要であると思う。本腰を入れて、そうした活動の改善・強化をはかり、一人ひとりの党員がもっている結びつきを、党の結 びつきに発展させ、党への信頼と共感に発展させることができれば、幾百万という人々に日本共産党の声を届け、支持をひろ げることは可能である。
③有権者の動向にそくして、どうやって新しい結びつきを広げるか
「電話がつながる有権者が減っている。」「ビラも声も入りにくいマンションが増えている。」「職場で労働者がバラバラに され話もできない。」という声がよせられている。その一方で、大震災以降、「社会的連帯」を求めるうごきがおこってお り、その媒体としてインターネットが大きな威力を発揮していることも報告されている。滋賀県のある青年支部では、学習 を重ねるなかで、誰に対話をするか議論になり、「でも自分が共産党を応援していることを直接話せない。」という議論 のなかでメールで応援をよびかけることになりました。300人の青年にメールを送り、その半数近くから返信がよせられ、 応援の声がたくさんよせられたとのことだった。
④「国民に溶け込み結びつく」ことと一体に、党勢拡大の独自努力を
和歌山県の白浜町の党組織は、09年、10年、12年と連続して最も得票と得票率を増やした自治体である。「つどい」を 軸にして、定期的に後援会ニュースを発行し、届けて結びつきをつよめてきた。日常的に対話し、この1年間25人の党員を ふやし、「しんぶん赤旗」でも前回総選挙比日刊紙106%、日曜版104%と増やしてたたかった。
また、32万の読者をふやし、35万の読者を減らしているという現実をかえ、日常的に読者と結びつく努力も大切である。
(5)新しい政治を求める新しい時代-それを担う強く大きな党をつくろう-
現状を大局的にみれば、60年間続いた「アメリカいいなり」「財界中心」という古い自民党型政治がいよいよ行き詰ま り、日本が新しい政治をもとめる新しい時代に入ったことは間違いない。
2006年から6年間で6人の総理大臣が交代した国は、世界の主要国で日本だけ。それだけ古い支配体制はゆきづまって いる。そればかりか政党の「使い捨て」までが横行している。民主党は早くも使い捨てられようとしている。今回の総選挙で は、たった5日間で沈んだ「太陽」もあれば、たった1ヶ月で「未来」を失い「使い捨て」にされた政党もあった。
古い政治がどんなに行き詰まっても、それは自動的に崩壊し、変わるわけではない。新しい政治をもとめる国民の探求が、 様々な政治的経験を経ながら前進し、成熟してこそ、新しい政治の扉は開かれる。そのために日本共産党が三つの役割を発揮 し、国民に溶け込み結びついた強大な党へと成長することが不可欠である。
来るべき東京都議選、参議院選挙の前進・躍進めざして、ただちにこの仕事にとりかかることを心からよびかけて、年頭 にあたってのあいさつとする。
(4)参議院選挙勝利へ-国民に溶け込み結びつく力を豊かに発展させる探求と努力を-
①党の実力の問題を、「国民に溶け込み結びつく力」という根本から自己検討を。
党の実力の根源は、様々な困難に直面し、その解決をもとめる各層の広範な国民に溶け込み、結びつく力にある。今、情勢 が求めるものに比べればまだ小さいし、弱まっている。
②一人ひとりの党員がもっている結びつきを、どうやって党の結びつきに発展させるか
山梨県甲府市のある地域支部では、こんな報告がよせられている。「昨年の『大運動』で入党したAさんは、毎週ヘラブナ 釣りに出かけ、釣り仲間とは固い結びつきがありました。Aさんは、支部会議で『支持依頼をしたいが、きまづくなるのでは ないかと心配だ。』と話していました。そこで、市議会議員の石原さんが『市議の石原さんから頼まれているので協力してほ しい。』と言ってみたらどうか。と助言し、釣り仲間に訴えたところどんどん支持が広がりました。勇気をえたAさんは、 釣り仲間以外の自分のつながりにも訴えを始めました。全部で33人に支持をひろげました。」Aさんがヘラブナ釣りをつうじ て、固い結びつきをもっていたということと、党員として支持を訴える「踏み切り」をおこなうため、支部や地方議員が温か く援助したことが教訓である。
こうした活動をすすめるためには、わが党の活動にこうした趣味の活動を含めた党員の多面的な活動を保障するための「余 裕」が必要となってくる。同時に、一人ひとりの党員の「踏み切り」-成長を保障するための支部会議の開催や学習などのと りくみも不可欠になってくる。とくに、すべての党員が「しんぶん赤旗」日刊紙を読む気風をくつりあげることは、きわめて 重要であると思う。本腰を入れて、そうした活動の改善・強化をはかり、一人ひとりの党員がもっている結びつきを、党の結 びつきに発展させ、党への信頼と共感に発展させることができれば、幾百万という人々に日本共産党の声を届け、支持をひろ げることは可能である。
③有権者の動向にそくして、どうやって新しい結びつきを広げるか
「電話がつながる有権者が減っている。」「ビラも声も入りにくいマンションが増えている。」「職場で労働者がバラバラに され話もできない。」という声がよせられている。その一方で、大震災以降、「社会的連帯」を求めるうごきがおこってお り、その媒体としてインターネットが大きな威力を発揮していることも報告されている。滋賀県のある青年支部では、学習 を重ねるなかで、誰に対話をするか議論になり、「でも自分が共産党を応援していることを直接話せない。」という議論 のなかでメールで応援をよびかけることになりました。300人の青年にメールを送り、その半数近くから返信がよせられ、 応援の声がたくさんよせられたとのことだった。
④「国民に溶け込み結びつく」ことと一体に、党勢拡大の独自努力を
和歌山県の白浜町の党組織は、09年、10年、12年と連続して最も得票と得票率を増やした自治体である。「つどい」を 軸にして、定期的に後援会ニュースを発行し、届けて結びつきをつよめてきた。日常的に対話し、この1年間25人の党員を ふやし、「しんぶん赤旗」でも前回総選挙比日刊紙106%、日曜版104%と増やしてたたかった。
また、32万の読者をふやし、35万の読者を減らしているという現実をかえ、日常的に読者と結びつく努力も大切である。
(5)新しい政治を求める新しい時代-それを担う強く大きな党をつくろう-
現状を大局的にみれば、60年間続いた「アメリカいいなり」「財界中心」という古い自民党型政治がいよいよ行き詰ま り、日本が新しい政治をもとめる新しい時代に入ったことは間違いない。
2006年から6年間で6人の総理大臣が交代した国は、世界の主要国で日本だけ。それだけ古い支配体制はゆきづまって いる。そればかりか政党の「使い捨て」までが横行している。民主党は早くも使い捨てられようとしている。今回の総選挙で は、たった5日間で沈んだ「太陽」もあれば、たった1ヶ月で「未来」を失い「使い捨て」にされた政党もあった。
古い政治がどんなに行き詰まっても、それは自動的に崩壊し、変わるわけではない。新しい政治をもとめる国民の探求が、 様々な政治的経験を経ながら前進し、成熟してこそ、新しい政治の扉は開かれる。そのために日本共産党が三つの役割を発揮 し、国民に溶け込み結びついた強大な党へと成長することが不可欠である。
来るべき東京都議選、参議院選挙の前進・躍進めざして、ただちにこの仕事にとりかかることを心からよびかけて、年頭 にあたってのあいさつとする。
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