JCP-にしざわ博の日記-

みんなと明るい未来をつくる39歳、にしざわ博です。活動、日常、感動なんでも書きます。

被災地ボランティアレポート③-子どもたちと遊び、コンサートも-

2013-09-08 10:17:04 | 日記
 
 

 レポートの最後は、釜石鵜住居の仮設住宅への物資とどけと聞き取りが終わったあとに、集会所でコンサート、子どもたちと遊びました。コンサートは大好評で、子どもたちとも楽しく遊ぶことができました。参加した学生さんからは「子どもたちと遊ぶこともボランティアだと思った。」と話していました。このようなボランティアも大事だと感じました

被災地ボランティアレポート②-仮設住宅へ桃や野菜とどけ、聞き取り-

2013-09-08 09:59:58 | 日記

 おはようございます。9月も中旬になり、秋の空気になってきました。被災地ボランティアのレポートの第二弾です。今回のボランティアでは、共産党東部地区ボランティアセンターに届いた物資を、仮設住宅にとどけながら、困っていることや国への要望などお聞きしました。以下のような課題が浮き彫りになりましたので報告します。

(1)住宅再建
 仮設住宅でのききとり活動で最も多かった要望である。
「住宅再建の目途がたたないこと。いち早く仮設から抜け出したい」「ちゃんとした家に住みたい。」「自力再建を考
えているが土地が確保できない。」「どこに建てるか決まっていない。」「6人家族。国や県が用意した土地を買いた
いが、決まっていない。」「一日でもはやく仮設を出たい。」「復興住宅は家賃が7万円、部屋も2部屋で少ない。」「復
興住宅の家賃6万円は高く、自力再建を考えているが、進まない。」という声の一方で、すすまない再建に「今の生
活のままでもいい。」と諦めの声もでている。

(2)医療費負担
医療費無料化の措置が12月で打ち切りになることに対して、不安が多数よせられた。「少ない年金生活で、来
年1月から医療費の負担がふえ、4月から消費税が増税されれば大変なことになる。」との切実な声もあった。
医療費無料化の継続をもとめる声が多かった。

(3)生業の再建
  釜石の仮設住宅(小白浜・鵜住居)では、定置網漁に従事している漁師とその家族が入居していたため、雇用
の場は確保されている。ただ、「引退した後はどうなるか心配。」という声、30代の若者は、「仕事場がなく安定
した仕事につきたい。収入を安定させたい。」と切実な声がよせられた。

(4)過疎化、高齢化
 2年半が経過し、若い世代が流失し、子供たちの姿が少なかったことが特徴。一人暮らしのお年寄りも多く、
復興のためには若い世代が地元に戻ってくるための支援が必要。
 学生のOくんは、「自分は旧高柳町出身で、過疎化の問題は身近な問題です。若者がいないと復興にはつながら
ないと思った。」と受けとめを話している。

(5)国への要望。
①消費税増税への不安
 「国への要望は何ですか?」という質問に、「給料上がってないのに、増税されれば困る。」と消費税増税への不
安が多数よせられた。
②大型公共事業(国土強靭化)よりも住宅の再建を。
 「『湾口防波堤』の再建や復興道路の建設よりも、住宅の再建をしてほしい。」という声もよせられ、「国土強靭化」「防災」の名ですすめられる復興よりも、住宅・雇用・医療費負担軽減など身近な要望にこたえることが政治の役割だと実感した。
(6)その他の声
  「車がない人は買い物が不便。」「キッチンが狭く、魚がさばけない。」

以上です。2年以上も「仮」の住宅で過ごさなければならず、再建の見通しもないというつらさ、その上に医療費の負担増や消費税増税への不安、もうこれ以上被災者を苦しませるわけにはいきません。被災者の苦しみと要望を受け止め、よりそう政治が求められていると思ったツアーでした。消費税増税はなんとしてもストップしなければいけません!!


被災地ボランティアレポート①-釜石市・大槌町を視察-

2013-09-04 15:08:21 | 2013参院選
東日本大震災の被災地、岩手県釜石市・大槌町の視察の様子を紹介します。震災から2年半、津波の被害をうけた海岸部はガレキも撤去され、住宅地は草が生い茂り、街があったと思えない現状でした。駅も新しくなり、少しづつ復興がすすんでいることがわかりました。沿岸部の整備、「湾口防波堤」の再建、主要道路の拡張工事など、大型開発もみうけられました。
 鵜住居地区の元防災センターは、津波の被害をうけて、避難していた住民が多数犠牲になった「鵜住居の悲劇」と言われたところです。津波の恐ろしさのわかります。今後、撤去されるとのことでした。
 大槌町は、釜石市と違って町役場や中心街が大きな被害がでて、人口の10%あまりが犠牲になったところです。まったく整備されず、復興が進んでいないことがわかりました。仕事場を失った若者たちの流出も激しく、町の復興に深刻な影をおとしていることがわかりました。

食シリーズin岩手県釜石市-豚肉とピーマンの炒め定食-

2013-09-03 15:32:09 | グルメ
 なるべく被災地の経済に貢献しようと、ボランティアや視察したあとに仮設の商店街で食事をとることにしました。8月31日には、釜石の仮設商店街で昼食をとりまいしたが、「豚肉とピーマンの炒め定食」を注文しました。
ピーマンのシャキシャキ感があって、味付けも薄味でたいへん美味しかったです。中華料理屋で「ラーメン」が看板メニューだったので、みなさんもお立ち寄りの際は、ぜひ食べてみてください。仮設の鵜住居商店街です。

青年たちと被災地支援にとりくむ-ボランティアツアーin岩手-

2013-09-03 14:53:24 | 日記
こんにちは。ブログをみていただき感謝します。昨日、埼玉や千葉で発生した竜巻とみられる突風の被害にあわれたみなさんに、心からお見舞い申しあげます。日本共産党は、復旧、復興に全力をあげます。
 私は、8月末から9月2日まで、民青主催のボランティアツアーに参加していました。私の他に新潟大学や経営大学の学生さんなど8人が参加し、岩手県釜石市と大槌町の視察、仮設住宅への物資支援と聞き取りにとりくみ、現地の様子と被災者のみなさんの要望や不安などをきいてきました。
 大震災から2年半が経過しようとしているなかで、住宅の再建、医療費の負担軽減、雇用の確保など復興は進んでいないことがよくわかりました。ストレスと不安のなかで、将来が見えない被災者に寄り添い、支援を続けることが大事だと痛感しました。とくに、住宅の再建は最大の要望でありながら、自力再建、復興住宅ともに進展がなく、政治の役割が問われていると思います。大型開発、大型公共事業に力を入れることよりも、被災者の要望にこたえ、生業の再建、医療費、生活費の負担軽減に力をいれるべきと感じました。
 また、継続的に支援を続けている政党、団体は共産党や民青だけだということもよくわかりました。詳しい被災地の様子や聞いた声はレポートして、ブログに連載しますのでみてください。