初日(23日)に観に行ってきました席は7~8割ほど埋まってて、ほぼ満員ε=(ノ・∀・)ノ
感想を書こうと思いますが、見終わった直後の一言は「疲れた・・・」でした(笑)
何度息するの忘れただろうっていうくらいスピーディー
これは、本当に自分で消化しなければいけない映画です。
難しい。解釈の仕方が幾通りもある。
そういう意味でもPG指定なのかなと思いました。
正直、小さい子が見ても怖くて意味わかんないだけかと・・
では、以下ネタバレです。
といっても何から書こう^^;
ほんっとに怒涛すぎて、それぞれの出した答え忘れちゃったよ(爆)みんなの最期も全然思い出せない。。
単純に登場人物も多いし、ややこしい!
「お?ここで終わるかな?」と思うとまだあるのよね。そんなのが2回はありました。
なので3時間くらいに感じました(笑)
ニノと綾野くんの殺陣はめちゃめちゃカッコよかった。うん、地下鉄が一番良かったかも。音も凄いし!
玄野の「全然効かないんだけど」もすごい好きです台詞ではあれが一番好きだったかなー。
由里子ちゃんはだいたいいつでも可愛い。あと歩くん役の千阪くんも可愛かった。
偽加藤、っていうか星人は、人間(の心理)の象徴みたいなものかなと思った。
「生」「死」「復讐」「理性」「葛藤」「正義」「悪」とかそういう。
じゃあ偽加藤が歩くんを殺したのは加藤にそういう気持ちがあったからかと問われると
「う~ん・・・・」ってなっちゃうんですが
結局答えはないのかな、と私は思いました。
謎は謎のままでいい。「完全なる答え」どころか「答え」はない。
ガンツとは何か、星人とは、目的は、死んだのか生きてるのか、など一番気になるところは何も明かされない。
まぁそんなもんだということでしょう。人間は誰かに操られていて、幸せになるには誰かが犠牲になる。
どんな記憶も完全には消えない。理不尽なことや不思議なことが起こるのは世の常。
・・・とりあえずそんなふうに感じました。でも2回目3回目はまた違う考え方が出てくるかも。
とても1回観ただけじゃ深くは分かりませんね~。
西くんと加藤を生き返らせるのが鈴木と玄野ということと、
玄野が最後玉の中に入るのは途中で予想が付きましたが、変わらず謎や突っ込みは多々あります。
【1.なぜそんなに黒いボールをめぐり、そしてガンツ部屋に行きたいのか】
重田は結局刑事だったわけですが、星人の壹はなぜガンツ部屋に行きたいのだろう。
っていうかなんで壹と重田と接触できてるの?
【2.生き返った普通の人】
歩くんや多恵ちゃんはどうして生き返ることができたのか?
【3.経緯は?】
どうして若葉くん演じるあの男の子が、そんなにおばさんのことを想ってるのか全く分からなかった。
【4.記憶】
記憶を消されて解放されたはずなのに、卒業生のほとんどが「久しぶり」とか「この感覚覚えてる」とか。。
おいおい、忘れてないじゃないか!って突っ込んでしまったのですが(爆)
最後、多恵ちゃんも観覧車や去っていく地下鉄の電車を見て泣いてたし。そういう感情は頭だけでなく
心でも(たとえかすかでも)覚えてるってことでしょうか。
そいえばSPEC最終回の瀬文さんにそんな台詞がありましたな。
【5.さすがに壊れんじゃね?】
最後の、偽西くん+黒服(でいいのかな)vs残ったガンツメンバーのガンツ部屋での銃撃戦。
もうほんっっとにめちゃめちゃ撃ってましたけど、なぜあれだけ撃ってガンツ玉は
爆発したりとか壊れたりしないの?(笑)それで死なない玄野・加藤・鈴木・偽西くんもハンパないけどw
【6.で、死んだ?生きてる?】
そのあと玉に入った玄野だけど、玉は中に入った人の養分を吸ってるのかな。
もしそうだとして、玄野は死んでなかったってこと?っていうか志願したら入れんの!?
じゃあ観覧車のメッセージは誰が仕掛けたの~そもそもあれにキュンとこなかった私は女子失格でしょうか(爆)
まぁでもいいんです。これらの答えを探る気はない。そのままにしておこう。
パンフレット読むと、ニノが「単純に観終わって疲れたでも、どう捉えていただいてもいいんです」とか
アクション監督が「(佐藤監督に、今回のアクションは)観ている人を疲れさせるくらいに」と言われたと書いてあって、
「あー、疲れていいんだ」って思いました^^;だって本当にへとへとだよ(苦笑)
地下鉄ミッションのハラハラドキドキ感はハンパないです。しかもカッコイイ。
(黒服役の女の子、私と同い年だそうでただただ驚きです∑(゜□゜;))
そうそう。壹も偽加藤も、ソードがどっかいっちゃったり腕が切られたりしても
またモヤモヤ生えてくるのが超気持ち悪かった~血みたいのも黒いしね。
「行ってくだちい」って玉に出された壹の絵がちょっと綾野くんに似てて面白かった^^でもあんな絵だけで分かる!?
偽加藤が多恵ちゃんをズバズバと執拗に斬ってるのは「ぎゃ~やめて~」と思いました。偽加藤残酷ぅ~。
で、ほふく前進で玄野と多恵ちゃんは寄り合うんだけど、2人ともほんっとに瀕死の状態なのに
玄野が後半自分の体を起こしてて、え?できんの?って突っ込んじゃいました。
あそこでキスくらいしてもよかったと思いますがどうでしょう。
多恵ちゃんを失って部屋に転送されて悔やむ玄野のシーンはすごく良かったですね。
床を叩くのと、泣きと、かなりグっときます。あぁニノのお芝居だなぁって思いました
トマトがどーのこーのって言ってるバイト中のニノと、由里子ちゃんの走り方と、
現実の世界に戻って歩くんを抱きしめる松山くんの顔はとっても可愛かったです。
今回はクスっと笑えるようなところはほとんどなく、エロもあまりなかったような・・・
ネギ星人ほどではないもののやっぱりグロいはグロいですね。血とか音とか。
あ、ANOTHER GANTZは観ておいた方がいいかと。
結論として、面白かったということです^^
ぐだぐだと長くなりましたが、1回目の感想はこれにて終わりにしたいと思います