北航路 後編

奄美の家が空いたところで南下。
…クロウサギが奄美の家よりも北にあるので
クロウサギ→奄美の家＝北航路
奄美の家→クロウサギ＝南航路 というわけです。

奄美の家に行ってみるとテーブル席がガランと空いているものの
そこには戦いのあと…じゃなく宴会の後とわかる状況。
たくさんのお皿とグラス。

奄美の家のニィさんは、私の顔をみるなり
あ～◯◯さん！スミマセン！
とちょっと疲れた、それでもとびきりの笑顔で迎えてくれました。
端のテーブルを常連さんと一緒に片付けます。
なんとか一卓座れるようになったので、2人ホッと腰を落ち着けます。
W田さん念願の久々の「奄美の家」。
諦めずクロウサギでネバって待った甲斐がありました。
さて、と「油ゾーメン！」をオーダーするとカウンター奥から
調理担当お兄ちゃんの申し訳なさそうな声が…
え？

なんと！油ゾーメン売り切れ！！

ガァ～ン！

私以上にショックを受けたのはW田さん。
夏以来の久々の奄美の家でしたからねぇ。
油ゾーメンが、というより、使う出汁がなくなっちゃったのですって。
油ゾーメンは煮干しで出汁をとるのが特徴ですから
それが無くては作れません。
残念ですが仕方ない。かわりに鶏飯を注文。
もちろんこれも美味しい。
今度来たら必ず油ゾーメン食べましょうね、W田さん。


さて、ところでこの日、面白いことを聞きました。
つい先ほどまで宴会を開いていたのは、私が先日ここに書いた
『タンカン建設』さんだったというのです！
これには本当に驚きました。
何というタイミング！
ニアミスしちゃいました（笑）
なんでもタンカン建設の方も「隅田川つれづれ」をご存知だったとか。
あら～なんだか照れますねぇ。
この日は忘年会だったようですよ。
楽しんでいただけたことでしょう。
島出身の社長さんはもちろんですが社員の方にも
島のことを好きになってもらえるといいなぁ。