3日目にしてようやく鶏飯

バードウォッチングが昼には終わったので、遅くなったけれどお昼にしよう、と車を走らせます。
バードウォッチングのガイドのTさんが紹介してくれたのが、地元の人好みの鶏飯を出す「みなとや」さん。（名瀬へ向う道沿いにある「ひさ倉」はやや本土の人向けかな、ということでした。）
ちょうどレンタカーを借りに空港前まで行きましたので、みなとやさんの方が近かったんですよね。

運転手は私。
ペーパードライバーの私ですが、レンタカーは1300のヴィッツ。小回りがきいて、アップダウンも軽自動車よりは快適。何とかなりました。
以前から奄美なら運転できるんじゃない？と言われて運転する約束をしていましたが、結果として奄美の運転のほとんどを私が担当しました。（細い林道は主人にバトンタッチ）

実はレンタカーを借りてすぐに「みなとや」へ向う予定だったのですが、何と主人がホテルに免許証を置き忘れてきており、私の免許しかなかった為、いきなり私が運転せざるを得ない状況に。さすがに何かあったときに主人にバトンタッチできないままでは安心して運転できないので、「ホテルに免許取りに行く！」と私が主張。わざわざ一旦10分程走ってホテルへ戻り、主人の免許を持参して再度レンタカー屋さんへ。ようやく手続きを完了して、晴れて「みなとや」へ。

着いたらもう2時半。店内にはお客さんの姿はなく、電気も消えていました・・・・。「お昼おわり？」
と恐る恐る中に入ってみると女性がでてきて注文を聞いてくれました。電気もつけてもらい（笑）鶏飯と豚の味噌漬けを注文し静かな店内でいただきました。
「ほおお～これが鶏飯かぁ～」
「この出汁をかけるのね」
皿に盛られた具材を自分好みに丼のご飯に載せ、これまた鉄鍋に別に用意された出汁を注いでいただきます。出汁の量は好みで。
上に載せる具材は店によって少しずつ違うようなんですが、基本は鶏を湯がいて？裂いたものと、錦糸玉子、のりなど。たんかん（奄美特産のみかん）の皮を刻んだものも香り付けに添えたりします。ゆずのかわりでしょうか。
上からかける出汁の味が決め手！これがおいしい！透き通って飲んでみるとコクがあるけれどしつこくない。これはおいしなぁ。
おひつに用意されたご飯を、主人はきれいに平らげてしまいました。