昨日の夕方のこと。
ユーがディズニーのおためしDVDを見たがりうるさいので、いつものように
MacBookにサンプルでもらったDVDを挿入しユーが静かになるのを待った。
すると画面に
「リージョンコードが違うため再生できません」 という旨の
ダイアログが。。。 なーぬー!? ありえない。。。なぜだ???
もしや。。。
NYに行ってた妹がユーへのおみやにセサミの子ども向けDVDを買って来てくれ、
それを最近何度か見た際、ドライブのリージョンコード設定を変えたため* だと
すぐに理解した。が、しかし同時に怒りにも似た感情が沸々とわいて来た。
なんや、このシステムは。。。
* アメリカ製のDVDドライブのリージョンコードは”1”。日本製の
DVDドライブのコードは"2”なのだ。最後に設定されたコードが"1”だった場合、
”2”のコードのDVDを再生しようとすると下記のダイアログが表示されコードが
一致しないため再生できないのだ。そのためコードの変更を余儀なくされるが、
ドライブ側のリージョンコードの変更は5回まで。それ以上変更しようとすると、
最後の変更内容でリージョンコードがロックされてしまうという。
この恐るべきシステムを私は見逃してしまっていたのです。というか、
私はコードを変更するごとにマシン(MacBook)がリージョンコードを
記憶してくれているものと思っていたのだけど甘かった。
しかし、おかしい。そんな重大なシステムならダイアログの警告をもっと
厳しく表示するべきだろう。というか、そもそも5回までなどという半端な
回数を設けていること自体が腑に落ちない。この国際的な時代にありえない。
海外旅行にMacBook持って行って、アメリカでアメリカ製DVDを買って観る、
フランスで「男と女」の英語字幕版DVD買って観る、中国でもDVD買って観る、
日本に戻って来て日本製のDVD観る。なんてこと、このご時世ふつーに
ありうることでしょう。
とにかく急いでマックサポートセンターへ問い合わせてみた。どうにかして
この腑に落ちない設定のリセット方法を聞いてみようと。。。しかし、
返って来た答えは「その方法(リセットする方法)は残念ながらないです」
という無情なものだった。じゃあどうすればいいの?
「どうすればいいのと言われましても。。。そういう設定になっておりまして、
その辺はリージョンコードというものをよく調べていただき、警告ダイアログを
よく確認いただいた上でご利用されるべきだったと。。。」と何の解決策にも
ならない、とりとめのないことをうだうだ言っているだけ。世界のアップル社の
カスタマーサポートがこれかと失望してしまいました。
リージョンコードについてはうっすらでも知っていた。国ごとに再生できる
コードが違うこと。コードが違うと変更しなければならないこと などなど。
だけど、MacBookの設定で5回目に設定したのが永遠だなんて、それは
あんまりじゃないか??その割には警告ダイアログの警告は普通だし。そもそも
最初にも書いたとおり、私はコードを変更するごとにマシン(MacBook)が
リージョンコードを記憶してくれているものと思っていたのだ。
というか、マック、ウィンドウズに関わらずパソコンって、誰もが簡単に自由に
使って良いもののはず。リージョンコードを良く調べられた人だけが使って良い
ものではないはずなのだ。
あなたは5回まで自由に好きな国へ旅行できますが、5回目に着いた土地が
あなたの永久に住むべき国です! みたいなことが査証のどこかにちっこく
記載されてて、それをよく読まなかったからどうしようもないです って
言ってるのと同じじゃないか?それっておかしくない??
このご時世に解決できないようなことがあるのだろうか。。。?
そしてアップル社は長年マックファンである私をこんな形で裏切るのだろうか。。。
と考えた。そんなはずはないでしょう。気を取り直し再度なんとか観れる手段は
ないか聞いてみた。すると、「しばらくお待ち下さいませ。」と待たされた後、
「アップル社の方で修理したり、リセットするようなことは残念ながらなく、
あとは例えばウィンドウズですとリージョンコードを調整できるフリーソフトが
あるようなのでマックでもそういったソフトがあるかどうかそちらをお調べ下さい
としか言えないんですよぉ。」とのこと。そのソフトのことをもう少し詳しく
教えてほしいと言うと、「申し訳ございません。アップル社製の正規ソフトでは
ないため、それ以上お知らせすることはできかねます。」とのこと。マックで
使えないような情報を教えられても意味がないのだ。MacBookでもそのような
ソフトがあるのかどうなのかだけでも教えてほしいと言うと、電話の向こうで
途中から私のしゃべりにつられたのか関西弁丸出しでしゃべり出したサポーターは
「ある」と言いたいのだがアップル社製ではないためそれは言えないという
ニュアンスをつかんだため、納得し電話を切った。その後はソフト探しのため検索。
昔、私が子どもの頃、ジジババとのひめ っていう遊びがあった。ババの
ところで止まったから、あんたババだよ。と言われてるみたいである。
ありえへん!
前置きがかなり長く、脱線話も多かったが、手っ取り早く結果を言うと、
VLCというソフトで助かった。このソフトのおかげで、絶望的気分から一転し
数分足らずで感動的気分へと移行していた。恐るべしフリーソフトである。
感謝
私と同じようにリージョンコードでお悩みの方、どうぞこれで
助かって下さいませな。
こぼれ話
今回の問い合わせでひとつ勉強になったことが。。。それは
MacBookのバージョン部分をダブルクリックすると
シリアルナンバーが表示されるということ。おおぉーって、
ちょっとばかし感動したわ (ё_ё)
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