2016年6月18日(土)、奈良県の
川口由一さんの田植えレポート、後編です。
朝の5:00に集合して、休憩を挟みながら作業をしました。
12:00頃から、順番にお昼休憩に入り、
小屋でお弁当の後は、お昼寝をしました。
15:00頃から起きだして、また田んぼへ。
暑い夏には、朝早くと、夕方に作業をして、
一番暑いお昼の時間帯には、お昼寝をして体を休めるのだと、
川口さんは、いつも教えてくださっています。
独り立ちしたばかりの、お米の苗たち。
草の中に、一本一本まっすぐに立っている姿が、ご覧いただけますでしょうか?
今年、川口さんの田んぼで植え付けられた品種は、7種類です。
うるち米が、トヨサト(中生)、アケボノ(晩生)、トウカイアサヒ(晩生)、タイの香り米(中生)。
もち米が、赤米(早生)、黒米(早生)、緑米(晩生)。
今年、川口さんの田んぼでは、
苗と苗の間を、ゆったり広く植えました。
条間(すじま)は、すべて50センチ。
株間(かぶま)は、早生種(赤米・黒米)は、40センチ。
中生種(トヨサト・タイの香り米)と、晩生種(アケボノ・トウカイアサヒ・緑米)は、50センチ。
※条間(すじま) : 作物を植え付ける時、その列を条(すじ)と呼ぶ。条間は条と条の間隔のこと。
※株間(かぶま) : 条の一株ごとの間隔を、株間と呼ぶ。
苗と苗の間隔が広いということは、
植える本数が少ないということで、
どんどん作業が進み・・・夕方早くに終了しました!
今年の田植えは、川口さんとお手伝いの方々、合わせて10人で行いました。
作業はとても楽しくて、本当に勉強になりました。
教えていただいたこと、体験したこと、
少しでも多くの方にお届けできたらと思います。
苗の量は、丁度だった品種もあり、
余った品種もあり・・・。
今年、植え付けた面積は、約6.5畝(せ)です。
※ 1畝(せ) = 10分の1反 = 100平方メートル = 30坪 = 1アール
苗は、極々小さいものだけ、2本一緒に植え付けましたが、
ほとんどが1本植えです。
豊かな大地の恵みを受けいだき、
すくすくと、元気一杯に育ってくれますように・・・!