自然農あさゆふ通信

谷沿いの小さな集落に移り住んで14年。
山と川に囲まれた田畑や自給生活の様子など、自然農のある暮らしを綴ります。

簡単で美味しい!大根のお漬物の作り方

2021年11月09日 | 自然農のある暮らし

近所の、大好きなおばあちゃん。

いつも畑や倉庫に座り込んで何かしていて、私が行くとニコニコして、何かくれる。

 

何年も前、いただいた大根とカブのお漬物が美味しかったので、「この前のお漬物の作り方、教えて~」と言ったら、

おばあちゃん「塩で下漬けしてから、酢と砂糖で漬けるんやわ」

私「う~ん、分量は?」

おばあちゃん「大根10kg…、塩3合…、酢3合…、砂糖1kg。大根は皮をむいて、半分に切ってえ…」

私「下漬けは、重しする?」

おばあちゃん「軽くした方が、ええな」

私「下漬けは、何日くらい?」

おばあちゃん「やっぱり4~5日は置く方が、ええわ。水が上がってきたら、ええんやけど」

私「本漬けの前に、水気はしぼるの?」

おばあちゃん「しぼるまでは、せんでも、ええ」

私「本漬けの後は、常温保存?」

おばあちゃん「涼しいところに置といたら、ええさけ」

私「どのくらい持つの」

おばあちゃん「春先まで、食べれるよー」

 

……こんなふうに、質問して教えていただいて、私なりに、漬けるようになった。

 

最初は、見事に失敗した。

「皮むかなくても、いいんじゃない?」と思って、皮付きで漬けたら、美味しくなかった。

今では、毎年欠かさず漬けている。

おばあちゃんの味に近づいてきたかな。

 

常備しているお漬物があると、本当にいい。

普段の食卓にはもちろん、人の家に呼ばれていく時に持って行ったり、何かのお礼に差し上げたり、お客さんが来て急に飲み会になったりしても、さっと切って出せる。

なかなか好評。

 

おばあちゃんの分量は、ざっくりなので、私なりに分量を整理して、誰でも作りやすいように解説してみました。

大根が美味しくなるこれからの季節、よろしければ漬けてみてくださいねー。

 

▼簡単で美味しい!大根のお漬物づくり



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