近所の、大好きなおばあちゃん。
いつも畑や倉庫に座り込んで何かしていて、私が行くとニコニコして、何かくれる。
何年も前、いただいた大根とカブのお漬物が美味しかったので、「この前のお漬物の作り方、教えて~」と言ったら、
おばあちゃん「塩で下漬けしてから、酢と砂糖で漬けるんやわ」
私「う~ん、分量は?」
おばあちゃん「大根10kg…、塩3合…、酢3合…、砂糖1kg。大根は皮をむいて、半分に切ってえ…」
私「下漬けは、重しする?」
おばあちゃん「軽くした方が、ええな」
私「下漬けは、何日くらい?」
おばあちゃん「やっぱり4~5日は置く方が、ええわ。水が上がってきたら、ええんやけど」
私「本漬けの前に、水気はしぼるの?」
おばあちゃん「しぼるまでは、せんでも、ええ」
私「本漬けの後は、常温保存?」
おばあちゃん「涼しいところに置といたら、ええさけ」
私「どのくらい持つの」
おばあちゃん「春先まで、食べれるよー」
……こんなふうに、質問して教えていただいて、私なりに、漬けるようになった。
最初は、見事に失敗した。
「皮むかなくても、いいんじゃない?」と思って、皮付きで漬けたら、美味しくなかった。
今では、毎年欠かさず漬けている。
おばあちゃんの味に近づいてきたかな。
常備しているお漬物があると、本当にいい。
普段の食卓にはもちろん、人の家に呼ばれていく時に持って行ったり、何かのお礼に差し上げたり、お客さんが来て急に飲み会になったりしても、さっと切って出せる。
なかなか好評。
おばあちゃんの分量は、ざっくりなので、私なりに分量を整理して、誰でも作りやすいように解説してみました。
大根が美味しくなるこれからの季節、よろしければ漬けてみてくださいねー。
▼簡単で美味しい!大根のお漬物づくり
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