何年か振りにテレビ放送での映画を観ました。
っていうのも、テレビでの映画って時間内に放送するためにだいたいの作品がカットされてしまっていたり、洋画だと吹替えで観なきゃだから(字幕派です)、基本的には観ないことが多いです。
でも、今日の「ブタがいた教室」は前々から観たかった映画の1つだったため、その気持ちに素直になって観ることにしました。
内容的には、小6のあるクラスで先生が「ブタを育てて最終的にはみんなで食べましょう!」ってことから始まるんだけど、育てるって過程で、みんなブタに対して愛着が沸いてきて、目的だった「食べる」ことへ抵抗が生まれてきてしまい、最終的に「食べる」か「食べないか」を生徒同士でリアルに議論する、、、。
先生の目的は、子ども達に「命」の大切さや「生きる」ってこと、食事の時の「いただきます」を深く理解してもらうことなど、「道徳的」って言葉がふさわしいかわからないけれど、そういったことを学んでほしくて始めた「授業」を映画にした作品でした。
結論として食べることにしたのかどうかはネタバレになってしまうので言いませんが、もし自分だったらと考えたら、食べますね。
ただそう結論付けるうえで条件があります。
それは生徒達みたいにブタに名前を付けたり、必要以上な面倒(接し方)はしない、っていうかペット的な飼い方はしないで、最初から「食べんだ!」って気持ちで「食用」と割り切らないと大人でも「食べる」選択は難しいと思う。
自分は「食べる」と選択したけれど、それが正解なのかどうかはわからない。
子ども達の「食べる派」は、「食べることを決めて育ててきた以上、自分たちで責任を持って食べるのが正しい!」
「食べない派」は、「食べることを目的に飼ったとはいえ、愛着がある、無理に殺さない(食べない)で、他に育ててくれる人たちにお願いする!」
って感じで、意見がわかれてしまいました。
小学生時代に「学級会」が懐かしかったよ。
観ていなく興味を持った人はレンタルしてみてね!