いのししのみやげ 2009-06-25 | 写・画・絵・詩・物語 今日はこの御話から始めましょう。 仏典童話 「いのししのみやげ」 山があった。谷があった。小川がちろちろと流れていた。岸には、かやの葉っぱが、 しげっていた。 その葉っぱを、ふみあらして、猪の子どもたちが、走りまわっていた。 すると、そのうちの一匹が、深い穴の中に落ちてしまった。 「助けてくれ。」と、泣きわめくばかりだが、どうしていいかわからない。 そこへ、ちょうど、ふもとの村の . . . 本文を読む