人は赤ちゃんの時から喪失を感じている。
おぎゃあおぎゃあと笑って泣いて
年を取ってまた元に戻る
年齢の逆光
それを繰り返し繰り返し体験しながら
愛の喪失や分離感を埋めていく
慰めども慰めども失われたものは大きい
人としての価値は考える葦にある
なくしたものをなくしたままでは終われない
そのままでいいわけがない
人の線には大いなる線がある
7本の線がある
1本の線には人の大慈がかかっている
僕はそれを失くしたんだ。
失くしたことに気がつかなかった。
でもそのままがいい
すのままがいい。
明日には次のチャンスがやってくる
明後日にもその次のチャンスがやってくる
だからいまはこのままでいい。
このままねむらせて
明日にはきっと伝えるから