三河橋から

気ままな雑記帳

そして今 「学問のすすめ」

2019年03月19日 | 私の本棚から

橋本治著 福沢諭吉の「学問のすすめ」を読了す。

・最終回 現在進行形としての「学問のすすめ」の章で紹介された文章です。

「 されば一国の暴政は、必ずしも暴君暴吏の所為のみに非ず、その実は人民の

無智を持って自ら招く災いなり。 」

 この本によれば、この学問のすすめは明治時代と、第二次大戦後によく読まれた

出版物とのことである。

 お国のために死んでこい と言われ、戦い終わり、焼け跡に立った人はどう思って

この本を読んだのか。

 平成も後2ヶ月もない現在、 暴君、暴吏の所為、・・・あるよなぁ。

 橋本治さんに 合掌 です。

 

 

 

 


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