桜が 散り出した頃
ヤンキー してた ミクちゃんに
ミクちゃんとなら 仲良く
きっと いける。。。
授業を 抜け出して
ミクちゃん たくさん ヤンキー言葉
知ってて ビックリ
一緒に 魔苦怒奈流怒に
ミクちゃん 美味しそうに‥
午後 帰ったら 担任の熱血バカに
呼ばれて
『 杏 お前って ワルだな! ミクは
見た目 ヤンキーだが、総て 杏が
悪いんだぞ!』
『 天気 よかったから‥ お散歩に!』
マジ 怒ってる 熱血バカ
『 もう ミク かまうなよ!
純真だから !』
ミクちゃんに 悪い事 したみたい
慣れないのに ツッパちゃって
教室に帰ったら ミクちゃん
『 ごめんな。 誘って !
ビビらなくて いいからね』
はぁ〜 ビビって 完堕ち したくせに
‥‥ ミクちゃん 慣れない ヤンキー してて
なんか 可笑しくて 可笑しくて
『 ハイ ミク様 わかりました』
目が逃げてるミクちゃん
あれから○○年後ミクちゃんの結婚式
恩師のスピーチは 熱血バカ
『 ご結婚 おめでとう ミク 僕がまだ
駆け出しの教師の頃‥‥ 』
長い 長い 青春スピーチ
バックミュージックは あの
まだ 引きずってる ‥
一時GTOに 走ったけど 無理って感づいて
何処に行っても あのスタイル
ホントに 迷惑
スピーチのあと 熱血バカは 杏に気づいて
『 久しぶり 杏も来てたんだ』
『 気安く するな!バカ 移るだろ』
『 相変わらずだな!』
『 まだ 青春なんだ。 髪型は ザビエル
なんだ。』
『 そこに 触れるか!』
『 スピーチで あなたは 神を信じますか?
じゃないよな! あなたは髪を だよな』
『 好きで 禿げたんじゃない!』
『 ふーん 黒マジックで塗ってやろか?』
『 ‥ 今日は ミクの結婚式だ。 つまらない
冗談は やめようぜ!』
『 マジ だけど ハゲタカ 』
もう 涙ぐんでる 熱血バカ
新婦のミクも 不安気に みてる。
熱血バカは
『 青春って なんだ。 それは 暴走 それは
誰もが 通り過ぎる 甘酸っぱい短い時間
だから‥‥ 』
『 だから なんだ? お前のちっぽけなな
考え 押しつけて押し付けてきたんだ』
『 青春の一場面に 俺がいた 。それが‥』
『 だからさー 次 なんてまとめるの?
TVみたいに 夕陽に向かって走って
あの曲流せば いいけど ‥?』
『 僕は 僕は ‥ 』
『 次は 金八かよ? あとさぁ 杏が中学の
卒業式で 恩師が贈った言葉 教えて やろ
うか?』
『 聞きたい ‥』
『 初老で 数学教えてた 人当たりのいい
優しい 先生 でさぁ 一言だけ
誰も 信じるな
精一杯の 贈る 言葉 だよ !』
ミクちゃんは 事の成り行きを見て
お色直しに 消えた‥‥
杏も 健全な 優等生たちから
消えた。。。。。。