令和ザコ伝説


ありふれた 日常 から。。。。。。

アカギ ( 2005 マッドハウス )ー 晴れ、ときどき映画

2023-02-26 08:26:00 | 日記
「死ねば、助かるのに……」
それは、南郷の背後のソファに座っているあの少年から発せられた言葉。
少年は南郷の後ろにいるので、当然、彼のテは見えている。
「……麻雀、分かるのか?」
「いや、全然……ただ、今あんたの背中の気配が死んでいた。勝とうという強さがない。ただ助かろうとして、怯えているんだ」
少年の言葉に、安全な牌でなく危険牌を打つ南郷。結果、南郷は逆転を収めた。
休憩中に南郷は、少年に言った。
「俺の代わりに打ってくれないか?」
「……?」
少年は、麻雀を知らないと言った。つまり素人である。ヤクザ相手の「闇麻雀」において、これは無謀ともいえる暴挙だ。
しかし、南郷は感じ取っていたのだ。
この少年が持っている気配……
「あんたは、死線を越えてきた……」
今、まさに死線をさ迷っている南郷だからこそ感じ取ることが出来たのかもしれない、この少年の持つオーラ。
「あんたなら、越えられる。この死線……」
南郷は、己の命運を、素人同然のこの少年に賭けたのだ。
勝つ(生きる)ために……。

「少年、名前は?」
しばらくの間の後、少年は答えた。
「アカギ……赤木しげる」
彼こそが、後に「裏の麻雀界」を震撼させることになる「伝説の代打ち・赤木しげる」。

伊藤健太郎主演で『静かなるドン』映画化!2週連続で劇場公開 -晴れ、ときどき映画

2023-02-26 08:18:00 | 日記
累計発行部数4500万部を突破している大人気漫画「静かなるドン」が伊藤健太郎主演で映画化決定。絶賛撮影中の劇中カットとコメントが到着した。

関東最大規模の暴力団新鮮組のひとり息子・近藤静也は、「ヤクザなんて嫌い、カタギとして平和に生きたい」と願い、デザイン会社で働き、イマドキの草食系男子として生きている。仕事ができないと怒られながらも、同僚の秋野さんに淡い恋心を抱き、普通に働く毎日。しかし、そんな静也の生活が一変する事件が起きる。普通に生きたいだけなのに、新鮮組の危機に直面した静也。いったいその危機とは…。




今回、昼はサラリーマンの草食系男子で夜は暴力団総長の2つの顔を持つ近藤静也を演じるのは伊藤健太郎。俳優デビュー後、『コーヒーが冷めないうちに』や『惡の華』などの話題作に次々と出演している若手実力派俳優だ。近年では阪本順治監督の『冬薔薇』で主演を務め、多岐にわたる作品へ出演が決定している。

ぬけろ、メビウス!! ( 2022 deep water & moonlight)-晴れ、ときどき映画

2023-02-26 08:12:00 | 日記
24歳で大学進学を目指すことになった主人公の姿を通して、敷かれたレールの上から外れることの難しさや、苦境の中でもがきながらも成長する若者の姿を描いた青春ストーリー。

建築会社で働いていた櫻川優子は、いわゆる契約社員の「5年ルール」が原因で、正社員になる前に雇い止めを宣告される。優子はかつて諦めた教員になる夢をかなえるべく、24歳にして大学進学を志す。そのことで母親や婚約者、友人との間で生じる問題とも向きあいながら、優子は歩みを進めていく。
主演は、月9ドラマ「監察医 朝顔」や映画「愛ちゃん物語」などに出演してきた坂ノ上茜。母親役で藤田朋子が共演。監督はSKIP国際Dシネマ映画祭の短編コンペティション部門で観客投票第1位を獲得した「想影(おもかげ)」の加藤慶吾。