となりの町のお嬢さん

今日までそして明日から・・・拓郎とともに

newアルバム  「From T」  発売8月29日

竹田企画 更新中(^o^)8月5日 

ローリング30  『裏街のマリア』    

2015-03-30 14:18:12 | ローリング30
『裏街のマリア』  作詞 松本隆


私には心の裏を
読み取れる力があるの
そう言ってくちびるのはしを
歪めてた 君が悲しい
  「抱きたいんでしょう ねぇ そうでしょう
   男は誰でも同じよ」なんて
   したたかぶって すねないでおくれ
   裏町のマリア 少女の顔には
   くわえた煙草は似合わないだろう
   裏街のマリア 誰でも孤独さ
   強がり言わずにぼくの手でお泣き

一度二度傷ついたって
心なら時で癒せる
正直に生きてみようよ
いつだって話にのるから
  「抱きたいんでしょう ねぇ そうでしょう
   私に近づく理由は」なんて
   人の気持ちを 茶化さないでくれ
   裏街のマリア 心配なんだよ
   気持ちの綺麗な人ほど汚れる
   裏街のマリア 素顔が泣いてる
   化粧は落としてぼくの手でお泣き

   裏街のマリア 想っているより
   人にはやさしい心があるさ
   裏街のマリア 信じてごらんよ
   今夜は朝までぼくの手でお泣き    


 

ローリング30  『恋唄』

2015-03-30 14:16:14 | ローリング30
『恋唄』  作詞 松本隆


あなたのくちびるの風と雨
あなたのまなざしの絹の糸
あなたのゆびさきの花の色
あなたのみみたぶの銀の夢
  面影を描くのに筆はいらないよ
  あなたが暗闇から呼びかけてくれれば
  面影を描くのに筆はいらないよ

あなたのかなしみの青い海
あなたのさびしさの暗い夜
あなたのぬくもりのハンカチ-フ
あなたのよろこびの星の渦
  この愛を告げるのに言葉はいらないよ
  あなたがぼくの腕によりかかってくれれば
  この愛を告げるのに言葉はいらないよ

あなたの細い手の逆さ時計
あなたの肩までの夏の服
あなたのせつなげな眉の線
あなたの舌足らずな言葉たち
  永遠のまごころをあなたに贈りたい
  あなたが伏せ目がちに微笑んでくれれば
  永遠のまごころをあなたに贈りたい



ローリング30  『外は白い雪の夜』

2015-03-30 14:13:46 | ローリング30
『外は白い雪の夜』 作詞 松本 隆


大事な話が君にあるんだ 本など読まずに 今聞いてくれ
ぼくたち何年つきあったろうか 最初に出逢った場所もここだね
感のするどい 君だから 何を話すか わかっているね
傷つけあって 生きるより なぐさめあって 別れよう

         だから Bye-bye LOVE 外は白い雪の夜
         Bye-bye LOVE 外は白い雪の夜

あなたが電話で この店の名を 教えた時からわかっていたの
今夜で別れと知っていながら
シャワ-を浴びたの哀しいでしょう
サヨナラの文字を作るのに 煙草を何本並べればいい
せめて最後の一本を あなた喫まで 居させてね

          だけど Bye-bye Love 外は白い雪の夜
          Bye-bye Love 外は白い雪の夜

客さえまばらなこのテ-ブルの椅子 昔はあんなににぎわったのに
ぼくたち知らない人から見れば
仲のいい恋人みたいじゃないか
女はいつも ふた通りさ 男を縛る強い女と
男にすがる弱虫と 君は両方だったね
          だけど Bye-bye Love 外は白い雪の夜
           Bye-bye Love 外は白い雪の夜


あなたの瞳に私が映る 涙で汚れてひどい顔でしょう  
最後の最後の化粧をするから 私を綺麗な想い出にして
席を立つのはあなたから 後ろ姿を見たいから
いつもあなたの影を踏み 歩いた癖が 直らない

          だけど Bye-bye Love 外は白い雪の夜
          Bye-bye Love 外は白い雪の夜 

          Bye-bye Love そして誰もいなくなった
          Bye-bye Love そして誰もいなくなった  



ローリング30 『狼のブルース』

2015-03-30 14:10:34 | ローリング30
『狼のブル-ス』   作詞 松本隆


奴のマシンは闇を切り裂く
夜目にも白い狼の影
キ-をまわせば 大地も揺らぐ
そう街中が お祭りさわぎさ
  奴は狼 寄るなさわるな
  今夜は 娘をかくしておけよ
太陽のない街で生まれて
ため息を食って食って育った
欲望という名の車に乗れば
奴の人生を邪魔するものはない

下町にあるバ-ガ-・イン
ははみだしものの吹きだまりだよ
粋なあの娘が 色目を使う
瞳の中に 哀しみがある
  奴は狼 寄るなさわるな
  マシンが奴の 恋人なのさ
機会は人を裏切らないさ
涙で心を錆びつかせない
欲望という名の車に乗れば
奴のハイウェイは夜の中に続く

深夜の街のドラッグ・レ-ス
港へ続くヘアピン・カ-ブ
熱い血だけを ゆさぶる者が
命を賭けて 明日を投げ出す
  奴は狼 寄るなさわるな
  自分の命が 可愛いならば・・・
奴が生まれた良くある暮らし
金持ちでもなく飢え死にもせず
欲望という名の車に乗れば
地球を両手で抱きしめた気がする


ローリング30  『旅立てジャック』

2015-03-30 14:10:19 | ローリング30
『旅立てジャック』  作詞 松本隆

誰がつけたか あだなは「ジャック」
横浜港の隅で育った
ちぢれた髪に 褐色の肌
生まれた瞬間に 不幸抱いてた

虐げられた 子供時代が
奴の心に 鋼を入れた
鋭い瞳 鉛のこぶし
味方といえば 自分独りさ

   旅立てジャック 自由には地図がない
   旅立てジャック 靴には羽がない
   だけどジャック 心には道がある

奴の働く 自動車工場は
オイルと汗で 心は黒く
でも本牧の DISCOへ行けば
奴のステップ 星もたじろぐ

奴の愛した 店の女は
身なりと服で 男選んだ
この都会では 金が無ければ
人の愛さえ 手も届かない

   旅立てジャック 夢には色がない
   旅立てジャック 服には金もない
   だけどジャック 心には道がある

話があると 夜更けの電話
波止場で奴は 酔いつぶれてた
顔も知らない 親父の国に
明日渡ると 海を見ていた

奴はニホンを 愛してたんだ
ニホンは奴を 愛せなかった
一億人が 見せかけだけの
豊かさの中 沈みゆく島

   旅立てジャック 自由には地図がない
   旅立てジャック 靴には羽がない
   だけどジャック 心には道がある