今から数週間前のお話です。
その日、私はネット記事で読んだ面白い(怖い)ネタ、
「AI同士で囲碁の対局をさせたところ、独自の進化を遂げ、人間には理解できない謎の言語での高速のやり取りを始めた」を話そうと、主人の帰宅を待っていました。
私「おかえり~!」
主人「ただいま~!」
よし、「今日見たヤフーニュースでさ~」と切り出そうとした矢先、
主人の口から思わぬ言葉が飛び出しました。
主人「今日ね~、会社でUFO見た。」
ーーーーーーん??
私「凄い!!!」
衝撃的な「UFO」の言葉に、AIのニュースはどこかに吹っ飛び、
興奮した面持ちの主人の言葉に、耳を傾けました👂
1、その日は珍しいくらいの晴天だった
2、外で人を待つ際に「晴れた日に太陽を見るとUFOが高確率で見える」
という話をふと思い出した
3、太陽がビルでギリギリ隠れる位置に立ち、直射日光を避けた状態で、
太陽のきわを数分見つめた
4、謎の丸い光が高速で動いた
5、見間違いかと思い、更に見続けた
6、別の光が今度は弧を描きながらスピーディーに飛んで行った
以上、主人の話を箇条書きでまとめてみましたが、
その日から私は主人の事を「UFOくん」と呼ぶようになりました。
UFOくん「曇りだからUFOは見えないな~・・」
「今日は快晴だから見えるかも!」
UFOくんは毎朝、期待に胸をふくらませながら出社を続けましたが、帰宅後には、
UFOくん「UFO見えなかった。」
「今日もダメだった。難しいな~・・・」
「なんか、外を歩く時はずっと太陽の方を見上げてしまう。」
私「UFOくんもいいけどさ~、危ないから足元見ながら歩きなよ。
そのうちコケるよ・・・。」
肩を落とすUFOくん、なかなかUFOを確認する事はできませんでした。
が・・・・
先日、快晴の土曜日に、
私と行ったテニスコートで、UFOくんは再びUFO(それも大群)と遭遇する事となるのです!!!
続きはまた👽👽👽