13年間飼っていた、愛犬ゴン太が
12月22日の夜、天国へと旅立ちました
老衰もあるのかな、7年前にフィラリアにかかり
心臓がよわっていましたがよくここまでもちました
いつもは番犬で庭につないでいます。。元気なころは
よく吼えてお隣さんまで番をしてくれていました
なのに家族の車が帰ると「うぉおーーん」ととっても
甘え声でお出迎え、ご近所に帰ってきたことがすぐわかります...
12月に中旬くらいからだんだん元気がなく寝てばかりご飯もたべません。
吼える声もバタットなくなり。最後の日には立つこともできないくらい
弱ってしまい。。せめて最後は家族のそばでと思い。。毛布を敷いて
玄関に入れてやりました。。次女と孫ののぴちゃんとが一生懸命
からだをさすってやりました。。苦しい中、しっぽをよわよわしくですがふって
うれしそうです。いつも散歩に連れていってもらえ大好きな主人が
あいにく忘年会の日で帰りが遅くなっていました・・・ゴン太は主人を待っていたのか
車の音がすると横たわっているのに耳だけが
ぴくっと動くんです。。そのうち一つ大きな息をついて呼吸が止まりましたが
心臓だけはかすかにまだ動いていたんです。。。主人が帰ってドアをひらいて
「ゴン太・・・」の呼びかけを聞いたと同時に心臓もとうとう止まってしまいました
静かな、やすらかな最後でした・・・。やっぱり。。ゴン太は待っていたんだね。
13年前の10月ゴン太は、生後一ヶ月でうちに自転車のかごに
入れられてやってきました。長女と長男が親戚のおばさんの所から
もらってきたのです。誕生日は9月4日
子供たちは、上二人が高校生で下が中学生でした
部活や勉強や塾で忙しいのに、犬の世話なんかできるわけが
ないと私たち親は飼う事に反対!しぶしぶ返しに行くところでしたが
超動物好きな中学生の末娘が、子犬のゴン太を抱いておとうさんの部屋に
立てこもり篭城・・・子供たち三人で力を合わせて責任もって世話をすることが
条件で、ゴン太は晴れて家族の一員となったのです。
その約束を子供たちはよく守り、餌をよくお小遣いを出し合って
買ってくれたり、散歩も交代で時間を決めて行っていました。
厳しいけど、親は手出しせずに子供たちにまかせていました・・
子供たちが社会人になった頃、ゴン太がフィラリアにかかり
もうだめかなという時もありました。
自分たちの車に乗せて動物病院に
通い、自分のお給料から
高額な薬や注射などしてもらい必死に治療してやっていました
そのおかげて元気にまたなり、7年寿命が延びたみたいです
時は流れ。。
子供たちがみんな結婚してしまい。うちにはわたしたち夫婦と
ゴン太と三人になってしまいました。。今度はわたしたちが頑張りました
三人結婚の時期が同じくらいだったのでパパットこどもたちが
いなくなり家の中に空虚感がひろがり淋しかったですが。。ゴン太がいてくれた
おかげで、癒されました。孫が生まれて。ゴン太をみたりさわったり一緒に散歩にも
ついて行き・・・動物を可愛がるという経験もゴン太のおかげでできましたよ。
三歳なる孫たちは、寝ているゴン太に、お砂でつくったお薬を犬小屋に運んだり
「風邪ひいとん?お熱はかろうか?」となにかと気遣っていました
優しい心が育っているんだなって感動しました・・・。
ゴンタの最後は、末娘がしっかり見取りました
13年前の約束の責任をきちんと果たしてくれました。
ありがとう。。。翌日
12月23日。みんな集まってゴンタのお葬式をしてやりました
主人はダンボールでお棺を作り、小窓もつけてごん太の顔が見えるように
ドッグフード、大好きなパン、お花、みかん
そして、散歩用のひも、など入れてやりました
また、生まれたおばさんの家にも寄り最後のお別れをして
人間と同じように斎場で火葬にしてやりました。
奇しくも、犬を亡くされた方が斎場に来ていて
ゴン太くんはお友達と一緒に旅立つことができました。
さみしくないよね。一緒に空に駆け上っていったかな?
のぴちゃが・・「ゴン太がけむりになってお空に飛んでいっちゃった。」と
さびしそうにつぶやきました。
今度は、人間に生まれてくるかな?
天国で、可愛がってもらっていたわたしの実父に会って
散歩に連れていってもらってるかな・・・・
ゴン太くん。ほんとうに長い間。。番犬として家を守ってくれて
ありがとう~。いろんなことがあった13年だったよね
いつも一緒だったゴン太。ありがとう・・・
またいつか会えるよね。その日までまっててね・・・・・「さよなら、ゴン太」