生きている間は落ちてても拾わなかったのに今は100億円以上
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ゴミがある日高額に

人間の価値は人それぞれ物差しが違い、ある人にとって価値があっても他の人には無価値だったりします。

ゴッホの絵は生きている時はゴミ扱いで1枚しか売れなかったが、今の有名作品の価値合計で1000億円になると言われている。

ゴッホは10年足らずしか絵を描かず37歳で亡くなり、ちょうどなくなった頃から評価され始めた。

 

評価が一変する前の印象派画家は「見るのも飾るのも恥ずかしい幼稚な落書き」というような事で、頭がおかしい人達と思われていた。

ゴッホはたった10年で2170点の素描や絵画を残したので、ほとんど1日1点は何か描いていた。

粗製乱造の見本のようなもので沢山書いても生涯に売れた絵は1点だけ、今の価値で20万円ほどだったとされている。


ところがゴッホが無くなった1990年頃から印象派が評価されるようになり、今ではピカソと並ぶ最高の画家だったとされている。

ゴッホは既に亡くなった後なので変わったのは周囲が変わっただけ、人々が急にゴッホの絵に金を出すようになった。

安田火災海上保険(損保ジャパン)が1987年に「ひまわり」を53億円で買い世紀の大ばか呼ばわりされたが、今なら200億円以上とも言われている。


多くの人が欲しがることがゴッホの絵の価値を上げたが、生きている間は誰も欲しがらなかった。

このように考えると”価値”とは誰かがそれを欲しがることで、誰も欲しくないものは通常価値が高いとは評価されない。

果たして自分や貴方には誰かが欲しがるような何かがあるのだろうか?


自分の価値を作ろう

分かりやすく言えば金になるものなのですが、経験だったり技術だったり地位だったり様々です。

例えば今1円も金や資産を持っていなくても、お金を稼ぐ技術があれば価値がある事になる。

江戸時代は「宵越しの銭は持たない」が粋とされ、江戸の人は大工など職人が多かった。


大工は当時のハイテク技術者で、腕のいい大工は金なんか無くても働けば毎日お金を稼げました。

現代でも他人が持っていない何らかの技術があり、それを人が欲しがれば貴方には価値がある事になる。

それはボランティアのように直接報酬にならない場合があるが、自分の評判が上がったりして自分の財産にるかも知れない。


「あの人は困った時に人助けをしているから自分もあの人を助けよう」のように、いつか見返りを受けるかもしれません。

会社で働くことが不安定になり、多くの人が副業をしたがっているが、誰かが自分の価値を認めないとお金を稼げない。

ネット上で収入を得るような仕事は労働基準法の範囲外なので、認めてもらえない限りタダ働きです。


他人が求めるような自分の価値を作ることが、重要な時代です