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【宮崎正弘】マット安川のずばり勝負 2019年2月1日 最新 ニュース速報

テキストは

(宮崎正弘のコメント)いやはや番組の完全活字収録のごとしで、記録に残ります。有り難う御座います

宮崎正弘の国際ニュース・早読み <<スリランカ、またまた中国に10億ドルの融資を要請

の 最後あたり

(読者の声3)金曜日の「マット安川のずばり勝負」、マットさんはアメリカ取材でお休み。アシスタントの加藤知華さんが進行役ですが過去に何度も出演している宮崎正弘先生とは息もピッタリ。
 番組冒頭、中学入試の話題から。先日、電車で見かけた塾帰りらしき女児二名、「あまのはらふりさけみれば」などと百人一首を口ずさんでいる。リュックから取り出したのは分厚い国語の問題集。東京の最難関中学入試で合格者数一番を誇る進学塾のもの。月謝は小4で4万円、小6で6万円強、小6で各種講習にすべて参加すると年間150万円ほどかかるという。小学生も楽じゃない。
 番組に戻ると、アメリカ中西部の大寒波から宮崎氏のNYでの大雪の体験、インターネットのない時代に国際電話の回線を確保するのがいかに重要だったかの体験談をまじえながら来週はフィジーへ中国進出の現場を取材との予告。
 米中貿易戦争について、アメリカの新聞はそれほど騒いでいない。米中貿易の重要度が非対称(中国が大きく依存している)。アメリカからの農産物の輸入が途絶えると豚肉の飼料がなくなる中国が圧倒的に不利なのは明らか。大躍進時代には豚肉は缶詰でソ連に送られ中国人民の口には一口も入らなかったのですが、贅沢を知った今の中国国民に耐乏生活を強いるのは不可能でしょう。

 ファーウェイの問題は米中にとどまらずEUはもちろんハンガリー・ポーランドまで中国排除に向かっている。ペンス副大統領のハドソン研究所での演説では中国はキリスト教を弾圧している、さらにウイグルのイスラム教を弾圧していると人権を踏みにじる中国を非難。米中貿易の問題として合弁による強制技術移転を問題視。次世代高速通信技術である5Gをめぐる技術覇権ではファーウェイ・ZTEといった中国企業による盗取を許さない姿勢を明確化。トランプ政権は金儲けよりも国家安全保障を優先
 アメリカ取材中のマットさんによるとLAは大雨、ハリウッドも大雨、つまり反中の空気に満ちている。戦前の日本が対米英戦争に打って出てどうなったか、中国は分析できているのでしょうか。
 日欧EPA発効でワインやチーズがすでに値下がりしています。
TPPではアメリカの離脱表明とともにアメリカ産の牛肉はオーストラリア産に、豚肉はカナダ産に取って替わられました。カナダ産の豚肉はホルモン剤不使用で安全安心が売り、国産豚肉よりも色目はいいですね。農協系が意図的に価格を釣り上げていたバターも輸入割当が増大し供給は安定。TPP参加の目的が農協つぶしというよりも既得権益にあぐらをかく勢力に対し農業にも企業家精神が必要だという時代の要請に応えるものだったのですね。
 米中貿易戦争で先行きの怪しい中国マーケットに代替できるのはインド。その他ベトナム・フィリピンも人口一億人目前。人口増で兄弟間の競争が激しい国は文明に活力を与える。中国は一人っ子政策を緩和しても少子化に歯止めがかからない。
 中国都市部の北京・上海・天津の出生率はすでに 0.8以下まで落ちていますから都市化の進む中国で出生率を上げるのは無理かもしれません。
インド・ベトナムでは哲学書が売れているという指摘。インドは宗派を問わず生活に宗教が関わっている。ベトナムも仏教は南無阿弥陀仏だしカトリックの教会もイスラムのモスクもある。
 もうじき春節(旧正月)ですが、ホーチミン市・シェムリアップ・バンコクどこでも豚の丸焼きを中心にお供え物を並べて賑やかでした。

 Googleが中国再進出を目指して開発しているのが中国政府によって検閲されたインターネット情報のみを表示する「Dragonfly」という検索エンジン。中国ではデジタル監視社会がすでに実現している。江西省南昌では有名歌手のコンサート会場で指名手配犯36人も捕まえた。中国ではド田舎の貴州省貴陽市を歩いていたBBCの記者は無許可取材の名目でわずか7分で拘束された人権無視の中国はビッグデータを使い放題。外国企業にとってもビッグデータを活用するソフトウェアの開発にはもってこい。民主主義を知らず「皇帝様」に楯突くなど考えない国民性がなせるわざ。
 中韓とのコンテンツ戦争の問題、日本語では特許(特別許可)なのに中国では専利となる。利益をもっぱら・独り占めにするという意識が現れている。マンガの著作権もクレヨンしんちゃん・ドラえもんもセリフは中国語だからオリジナルと嘯き海外からの批判には馬耳東風。対策としてはアメリカのように強い法的措置を取る、あるいはアメリカ進出の中国企業に制裁を加えるスーパー301条のような法律が必要
 加藤知華さんは声優を養成する学校でアナウンスの授業を受け持っていて、クラスの三分の一は中国人だという。中国にいけばどこもかしこも日本風のキャラクターがあふれていますから当然かも。最近ではアニメの動画部門にも中国人の名前が増えてきました。
海外下請けでは韓国がいまだに強いのですが中国企業もだいぶ力をつけてきたようです。背景担当ではベトナム人名が多くなっていますしタイ人の名前もちらほら。アニメの下請けでは当初は韓国と台湾が主、台湾系は中国に進出し現在に至っていますが、フィリピンにも進出していたはず。フィリピン人はアニメのような細かい作業には向いていなかったのかもしれません。
 日本が守るべきは先端技術。自衛隊員と結婚している中国人は800人。中国人嫁をもつ自衛隊員は隠れた内規である程度以上は昇進できない現実がある。スマホは先進国と途上国とでマップを分ける、つまりAIで世界は分割される。下手をすると米中百年戦争かも。
 視聴者からの質問に答えてアメリカと中国の文明の話題へ。アメリカは若い国で映画くらいしかないでしょう、中国は連綿とした歴史がなく、この百年で発明はない、と切り捨てる。中国は衰退期、アメリカは飛行機・宇宙開発を始めとする数々の発明をしてきた。日本はからくり人形など独自の発展を遂げ北斎の浮世絵など西洋に大きな影響を与えた。日本は文明というより文化的な影響を与えている。
 中国は欧米に追いつけ追い越せで粗鋼は世界一、ところがZTEはアメリカの半導体がなければスマホを作れない。さらに半導体製造装置は日米とドイツ。

 韓国との関係。文政権は政敵を排除しながら娘は外国へ。口先だけの愛国、随が潰れたのは朝鮮半島に関わったため。朝鮮戦争もスターリンの命令で毛沢東が派兵した。
 国体の本義を忘れ、なんでも経済的利益に結びつける風潮を批判。オリンピックでもカジノでもすぐに経済効果は〇〇億円などという記事がでますがうんざりです。
 番組の終盤、宮脇淳子氏との共著「本当は異民族がつくった!虚構国家中国の真実」の紹介。漢字を書けて中国の食事を食べたら「中華民族」と実にわかりやすい。
 改憲論議がこのところ低調なのは北朝鮮が今はおとなしいため。政治家は理想と現実のギャップを埋めるため一歩一歩、匍匐前進。安倍総理は外交と比べ内政にあまり興味がないのではとの指摘。西尾幹二氏など安倍総理を強く批判していますが、それは評論家としての役割なのでしょう。
内政は菅官房長官に丸投げではないか。コンビニの店員はいまや外国人ばかり。工事現場では流れる音楽が中国語。
 近所のコンビニは深夜・早朝はネパール人ばかり。日中はほぼ日本人ですがたまに上海出身の中国人。他のコンビニもベトナム人やタイ人の割合が急増しています。 
 移民を受け入れた欧州は職を奪われる国民が怒りの声を上げている。アメリカは中国人のビザ発給を厳格化。グローバリズムの敗色が濃いのに経団連はいまだに中国に幻想をもっている。
 戦前の支那事変も上海進出企業への排日・抗日活動が遠因とも。中国に深入すると火傷を負いますし、朝鮮半島にかかわるともっとひどいことになる。
日韓・日朝の関係はトルコとギリシャのように徹底的に反目するのが正常な関係なのでしょう。日韓関係の正常化とは日韓断交にほかなりませんね。
 (PB生、千葉)

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