新技術発展の足引っ張る 日本の著作権法

J-CAST
新技術発展の足引っ張る 日本の著作権法これでいいのか
牧野二郎弁護士に聞く
 

過去には、日本にもすぐれた検索エンジンが存在したが、淘汰されてしまった

日本の著作権法が検索エンジンをつぶしてしまった

「キャッシュをコピーすること」だけじゃなくて、検索するために必要な「インデックス」(索引)を作ることも、著作者の許諾がないと駄目

韓国は「引用」という概念を幅広く使って・・・・実質(一定の条件で著作物の利用を認める)フェアー・ユースが認められる形になった。中国は、著作権法を変えずに「通達」という形で「コピーはOK」ということにした。こちらも、事実上フェアー・ユースが認められるようになった。米・中・韓ではフェアー・ユースが認められたのに、日本だけが孤立した形です。

グーグルが「デファクト・スタンダード」。
日本と米国が対立したら、一気に検索できなくなる
日本の政府がグーグルに何らかの要求をすれば、検索しても表示されない言葉が出てきてしまう。これは危険な状態です。

   さらに、米国では政府機関が盗聴することが認められているので、我々の通信の秘密なんてあったもんじゃありません。我々のデータはすべてテロリストと同等に扱われて、精査されています。日本の天才が何か考えていても、それは筒抜けになってしまうというのが現実。これでは、主権国家としてまずいと思う。現在は「情報属国」のようなもので、冷静に、米国とは対等な関係を結び、自立しないといけない。そのためには、自国の検索エンジン、頭脳を持つことが必要なんです。

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