画素数が多いカメラは画質が悪くなる

トトメス5世

画素数が多いカメラは画質が悪くなる

画素数が多いカメラは「隙間」が多くなり受光面積が減る

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「画素数」とはコンデジなら6.2mmX4.8mmの中にいくつの「画素」(受光部の素子)があるという意味になります。100万画素なら同じ面積に100万個、2000万画素なら同じ面積に2000万個の画素があるので、いくら増やしても面積は同じです。つまり折り紙1枚を100万枚に切ろうが2000万枚に切ろうが、並べた面積は同じなので、理論上同じ画質になります。

画素数を誇示するメーカーは

ところが6.2mmX4.8mmを2000万個に切ってしまうと、画素と画素の間にはわずかに隙間があきます。
どんな物でも並べるには隙間が必要なので、隙間なくびっしり並べるのは技術的に不可能です。
すると100万画素より2000万画素は簡単に考えても隙間の面積が20倍になり、その分受光部の面積が減少します。
これが画素数を増やすほど低画質になる原因で、画素を増やすほど受光部の面積が減ります。

必要な画素数はコンデジやスマホなら100万画素で充分、一眼レフでも1000万画素で充分と言われています。それ以上画素数を増やしても同じ面積を分割するだけなので、受光部の面積はどんどん減っていきます。

試しにコンデジやスマホで1000万画素未満の製品と2000万画素の製品を比較すると、画素数が多い方は「あれっ?」という感じになるでしょう。

画素数が多すぎるカメラは思ったほど良くない、または明らかに悪い写真になっている筈です。
こういう事はずっと前から一部で指摘されていましたが、なぜかメーカーは画素数を増やし続け、「4000万画素を実現」と自慢するのです。
広告で画素数の数字を誇示していたら、そのカメラメーカーはあまり良心的ではありません。

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