公立保育所は、一つずつが社会保険庁のように出先の独立王国である

株式日記と経済展望
公立保育所は、一つずつが社会保険庁のように出先の独立王国である
お手盛りで職階を上げているために、急速な賃金の上がり方となる。

公立の正規保育士賃金が年齢に応じて余りに急速に高まる理由は、単に行政職賃金が高いことにあるだけではない。公立保育所は、一つずつが社会保険庁のように出先の独立王国であり、お手盛りで職階を上げているために、東京都庁の通常の職員よりもはるかに急速な賃金の上がり方となるのである。職階とは、主任、係長、課長、部長、局長などの職位のことである。通常の公務員は厳密な人事考課の元に職位が上がってゆき、そのほとんどの職員は低い職位で退職を迎える。しかしながら、23区の公立保育所では、勝手に職位がどんどん高まって行き、最後の園長は局長並みとなってしまうのである。高い俸給表とお手盛り職階の組合せとして、異常な賃金水準となる。

「保育3団体や保育労組、自民党「保育族」が暗躍し、厚生労働省の審議会を牛耳ったり、密室政治の中で保育政策が決まってきた」・・・これらの利権団体がスクラムを組んでいる限り待機児童の問題は解決はしない。

公立私立の認可保育所にも正規の保育士のほかに、非正規の保育士が採用されており、年収は300万円ほどで格差が大きい。早朝や延長保育などは非正規の保育士がいるが派遣社員並みの低い賃金であり、派遣切りにあえば退職金も無く失職する。
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