舛添知事、出張費は約2億4000万円

「『イスラム国』過激思想の原点と実態」(2・3)。

 「ISIS次の戦線」(2・10)。

 そして今週(2・17)が、

 「ISIS殲滅(せんめつ)戦」。

 『ニューズウィーク日本版』のこの3週の特集はこの問題を真正面から取り上げ、参考になる。保存版。

 他誌は息切れ気味。

 なかでは『週刊文春』(2月19日号)、飯島勲さん(内閣参与)の「激辛インテリジェンス」が相変わらず鋭い。

 まず安倍首相の中東歴訪や2億ドルの人道支援、イスラエルでの記者会見がテロを誘発したなどという、ためにする議論をバッサリ。

 〈冗談じゃないよ。ISIL側が都合のいいタイミングを狙って表に出しただけ(中略)邦人を救出できなかったのは慚愧(ざんき)にたえないけど、首相官邸の危機管理にミスはなかったと断言しておきたいね〉

 ただし危機管理対策はすぐにも、と。

 〈国際社会によるISIL包囲網で、彼らの体制が崩れると、外部への逃亡・脱出を図るルートはもうトルコ経由しかないんだよな〉

 〈日本・トルコ間には査証(ビザ)免除の取り極(き)めがある。観光や会議への出席などを目的とする三カ月以内の短期滞在ならビザはお互いに不要なのよ。まずこれは改めなきゃダメさ。トルコ経由でISILのテロリストが日本に密入国なんてあってはならない〉

 駐在武官の序列を上げ、情報収集を束ねる司令塔をつくれとの提案も。

『週刊ポスト』(2・20)が徹底検証、「舛添都知事『5か国スイート巡り』で1・8億円も使っていた」。

 舛添知事のこの1年の外遊は計6回。〈10月のロンドン・ベルリン訪問では20人の“大名行列”〉。しかも知事のスイートはまだいいとして、随行した職員までが〈規定額の約5倍となる11万4000円の部屋に〉。

 そのうえ〈来年度予算では、出張費は約2億4000万円とさらに上積みされた〉。

 都政では目立った仕事もしてないようだが。(『WiLL』編集長)

 

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