さて、最近あれこれ、薬塗ってみたり(2つ前の記事)なんやかんやと無駄な抵抗をしている私ですが、
もうひとつ無駄な抵抗をしてみたので、一応記録しておきます。
昔、フィトセラピー(植物療法)というものを学んだことがあったんです。私。
化学薬品の薬ではなく、ハーブやアロマなど、自然由来の植物の薬効成分を利用して体の不調や病気などを癒そうというやつです。
実は、皮膚炎やアトピーなどに良いとされている植物があります。
ステロイドとほぼ似た働きをするけれども、植物なので副作用もなく安全と言われているものがあるのです。
今日はそれらを使って、皮膚に塗る薬的なものを作りました。
朗報か!
って嬉しくなる方もいらっしゃるかもしれませんが、先に言っておきますが、これで治るわけではありません。
ていうか、治りません。(きっぱり!)
治らないんかーいっ!!Σ( ̄▽ ̄i|||
なぜなら、とにかく、この眼瞼炎とか、アトピーとか皮膚炎というものが、どうしたって、体内の毒素(薬毒や化学物質)を外に出そうとするということに変わりないからなのです。
どこまで行ったって、どうひっくり返っても、これが真実なので、出さないで治るわけがないのです。
今回ご紹介する方法は、やはり、ただ症状をその時だけ中に閉じ込めて出さないようにするものなので、
これも単なる一時しのぎ、気休めでしかありません。 が、やはり、どうしようもない時に、ほんのいっときだけでもいいから、ちょっと収めたいという時に、
また後でぶり返すということを承知の上、自己責任の上、使うものとして、こういうものがありますということです。ステロイドの毒よりは、まだマシかなということで・・・
上に、「副作用もなく安全と言われている」と赤い字で書きましたが、そう、文字通り、「言われている」だけなんです。
言うぐらいはいくらでも言えますのでね。
で、どういう人が言っているかと言えば、やはり、アトピーは原因不明の皮膚の病気であるいう確固たる信念がある人たちが言っているわけです。
つまり、アトピーや皮膚炎は原因は体の中にある薬毒であり、それが熱(炎症)によって溶けて外に出そうとする体の浄化作用であることを知らない人が言っています。
だから、これでよくなると、「治った」と思ってしまうのです。ただ閉じ込めているということを知らないのです。
(←注:私は責めているわけではありません。知らないんだからしょうがないと思います。そう教え込まれて来たのだから、彼らに罪はないです。私も前は知らなかったし。)
それを塗って皮膚炎が収まったということは、つまり、体本来の働きを弱めて、「体が出そうとしているものを強制的に出させなくしている。閉じ込めている」だけであり、つまり、やっていることは、ステロイドと変わりないということ。
ですから、閉じ込め続けていけば、毒は溜まる一方で、何らかの方法で出さなければ、いつかはまた爆発するということです。
こういった理由から、漢方薬についても同じことが言え、出るものを出さない処置を続けて行けば、やはりいつかはまた爆発するわけで、自然のものなら副作用はないというのはまちがいであると言えます。
ただ、ステロイドみたいな悪魔的な副作用はないのかな、ぐらいであり、やはり、出るものを出さない処置をするというのは、長期的に見て根本的な解決方法ではないと思います。
私はそれを承知した上で、今回、どうしても少しでも収束させたいので、わかっていて使いました。
仕事に行く為に仕方がないのです。
アロマセラピーの精油をほんの微々たる量、ホホバオイルなどの植物オイルに混ぜ、皮膚に塗るのです。
注意:
目薬としては使ってはいけません。
絶対に目に入れては行けません。
あくまで薄めて皮膚に塗るものです。
本当は、シアバターとか混ぜて、軟膏みたいのを作ってもいいですが、今回めんどくさいので軟膏は作りませんでした。
今回使ったアロマオイルはこちら。↓
ブラックスプルース(黒唐檜、Black Spruce)
【学名】 Picea mariana
【主な成分】 モノテルペン炭化水素類、酢酸ボルニル、αピネン、δ-3ーカレン、カンフェン、リモネン、ミルセン、 ボルネオール、ロンギフォレン、 ロンギシクレン
【効能】 去痰、強壮、抗炎症、抗菌、抗真菌、刺激作用、神経強壮作用、鎮咳、鎮痛、副腎皮質刺激作用、免疫調整作用
カモミール・ローマン
【学名 】Anthemis nobilis、 Chamaemelum nobile
【成分エステル類】アンジェリカ酸イソブチル(35%)、アンジェリカ酸イソアミル、アンジェリカ酸メチル、アンジェリカ酸-2-メチルブチル、イソブチル酸イソアミル、イソアミル酸イソブチルなど
効能 鎮痛、抗アレルギー、抗感染、抗神経痛、駆虫、鎮痙、沈静、駆風(ガスぬき作用)消化促進、腹部機能促進、健胃、PMS緩和、免疫賦活、鎮痒、抗炎症、解熱作用、発汗作用、誘眠作用、肌の保湿、肌あれの改善、
パインスコット(ヨーロッパアカマツ)
学名 Pinus sylvestris
成分 【モノテルペン炭化水素類】α-ピネン、β-ピネン、ミルセン、カンフェン、リモネン、β-カリオフィレン、d-カジネンなど
効能 鎮痛、抗菌、抗感染、消炎、抗リウマチ、呼吸器の鎮痛、うっ帯除去、血圧上昇作用、結石溶解作用、神経強壮作用、局所循環促進作用、殺菌消毒作用、刺激作用、肝臓の浄化、血行促進作用、コルチゾン作用、免疫向上作用、抗肥満、抗炎症
体用に使う場合、一般的に50mlのキャリーオイル(ホホバオイルやオリーブオイルなど)に対し、アロマオイルを10滴垂らして混ぜて、それを皮膚に塗るのですが、
私は目の周りというとてもデリケートな部分なので、20mlのオリーブオイルに対してアロマオイル1滴という少量におさえました。
100均のボトルに入れて使用します。
劣化を防ぐ為に、もしできたら遮光瓶(茶色や青色の瓶)が良いのですが、ないのでこれにします。
普段は引き出しなどの暗い所にしまって、使う時だけ出すという風にすれば大丈夫かな。
スプレータイプじゃなく、クチがこういう形になっていて、プッシュして1滴とか出るやつが良いですね。
これを目の周りに塗るのです。(目の中に入れないようにね。)
注意:アロマオイルをそのまま原液のまんま塗っては絶対にいけません。指で触ってもいけません。濃すぎて、焼けただれたようになったり、肝臓を悪くしちゃいますので。
アロマオイル初めてという方の「あるある」で、知らずに平気で指で原液を触っちゃったりとか、1滴1滴出すのめんどくさいと、中栓を取って、テキトーにドボドボ入れたりしがちなので、そういうことは絶対にしないように注意してください。そういうことをしちゃうと、皮膚が焼けただれたようになってしまいます。
っていうか・・・
そもそも、「アロマオイル」ってなに?「精油ってなに?」「アロマオイルとキャリーオイルってなに?何が違うの?」っていうような、まるでチンプンカンプンの方は、危険ですので、それが理解できるまでは使わないことをおすすめします。
このブログで説明するとなると、どうしても長くなり、ブログの主旨とずれていってしまうので、割愛させて頂きます。ご了承ください。
でも、どうしてもやってみたいという初めての方は、私のこのブログだけでなく、「アロマ精油 トリートメントオイル、希釈濃度」などで検索して、よく勉強してからお使いください。
植物だからテキトーでも安心!ってことはありませんよ。
★★★
これは、実は私がまだこの目の症状が爆発する前、医者巡りをしながら「なんだろう。なんだろう・・・」と考えていた頃にやってみたものです。
このブログの第1回目の記事の、この状態↓ぐらいの時に塗ってみました。
ここに、これを塗ってみたのです。
その時は劇的に腫れや痒みが引きました。
治ったー!って思いました。
ステロイドが効かなかったのに、これが効いたんで、そりゃもう喜びました。
で、確か2週間ぐらい使ったかなぁ・・・
そしたら、また効かなくなって来て・・・
その後、どんなに塗ってもまた効かなくなりました。
あの後、大爆発が起きるわけなのですが・・・。
で、今回、もう汁をだいぶ出したので(ドラム缶1本以上)体内の薬毒の残量も減って容量に空きが出たかなぁと思って、今度はまた効くようになっているかも、と期待して、塗ってみたのです。
もちろん、何度も言うように、これで治るんじゃなくて、とにかく、浄化の一時停止をさせたいと、その一心で。
どうなったと思います?
残念。
今回は効きませんでした。
うーん。私クラスになるとね、ここまで大爆発しちゃうとね、これぐらいじゃ消せないんだなぁ・・・
大きな火山の噴火を小さな消火器ぐらいじゃ消せないんだよね。と思った次第。
前に効いた時は、まだ噴火前の小さなボヤ程度だったから消せたのだなぁ・・・
まだ爆発前の方なら試してみる価値あるかも、です。もちろん、何度も言いますが、一時しのぎですけど、それでもよければ・・・
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