トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「三菱の浴室暖房乾燥機(V-143BZL-HM)はここが壊れる」の巻

2023年01月21日 | 店主
学生マンションに取付けられている浴室暖房乾燥機(V-143BZL-HM)の修理に訪問





浴室内の換気、暖房、衣類乾燥、涼風(冷気ではない)




リモコンで色々な切り替えができますが、浴室暖房乾燥機の本体内部では小さなモーターでダンパーを動かし風コントロールしています。





このダンパーが動かないと、暖房時にヒーターの熱が循環できなくなり本体の温度が上がるため温度ヒューズが切れて火災を防ぎます。


この機種は、ダンパーの不良で温度ヒューズが切れ電源が入らなくなる故障が増えてきているのは事実


発売されて約8年経過していますから、メーカーとすれば製品の寿命と判断するのかはわかりませんが、火災になることがないためリコール扱いにはならないでしょうね


過去の修理ブログ




マンション全体で考えるとかなりの台数が取付けられていますから、これからも修理は増えるでしょう


故障原因はこの限りではなく、フィルターの目詰まりによっても同じように温度ヒューズが切れます。


乾燥機能をよく使われ方は特にフィルターの掃除は欠かせません

フィルターの掃除を知らせるランプが点灯していなくても掃除はこまめにしてください


フィルター清掃のランプが点滅したら必ず掃除をしましょう

フィルター清掃のランプは、フィルターが目詰まりしたら点滅するのではなく、使用時間の積算で点滅しますからフィルターが詰まってなくても点滅します。


フィルターの掃除が終わったら





フィルター清掃ボタンを3秒以上長押ししてリセットすればランプは消えます。


電化製品は日々の手入れで長持ちします。




きょうはここまで



つづく