主婦の本音、日々雑感。

働く主婦、子供3人。日々思うことを赤裸々に綴ります!

人生の折り返し。

2014-12-14 23:02:31 | 日記
結婚して16年ほどになる。

子供を3人授かり、必死で育ててきた。

そして仕事も持ち、生活に追われる日々。あっという間の16年だった。

そんな中、家族旅行やおでかけも楽しみ、写真をたくさん撮った。

子供たちが大きくなった今では、
全員揃って出掛けることは少なくなったけど、それぞれに学校生活を楽しみ、まっすぐ育ってくれてることが、ただただ嬉しい。

そして、子供を育てるには、何よりお金がかかる。これから、高校、大学進学を控え、きっとこれからの10年は、我が家の支出のピークになるだろう。

そう考えていた矢先、会社をクビになったのである。

詳しいことは、先の記事のとおり。

突然こんなことになって、思いがけず時間が出来たので、いろんなことを考えた。

【人間、困難なときにこそ真価が問われる】

従業員10人足らずの小さな会社だったが、とにかく人の入れ替わりが激しい職場だった。
この半年だけでも8人入れて、5人が辞めた。

入れては辞め、時にはクビ。
そしてまた採用。新人を育てようという気が、そもそも経営者にはなかった。

教育係をつとめてきた私も、次第にバカバカしくなる。スピード重視の上司は、指導のための時間もロクに与えず、新人も入社一週間たてば、ベテラン並みの仕事ができると、勝手に思い込み、遅い遅い、とガミガミイライラ。

もはや、コマ扱いである。

私は、耐えた。理解ある同僚に励まされ、話を聞いてもらい、何度となく救われた。

しかし、次第に限界を感じるようになり、動悸や過呼吸など、体の不調が現れはじめる。

大人になれ。今、自分は試されているんだ、まさに真価が問われているんだ。

なるべく自分を客観視しながら、気持ちを切り替えるよう日々耐えた。

しかし、上司の呆れる発言に、
私の張りつめた糸が切れた。

『子供の都合で、突然休まれて、困るんですよね』
他のパート(みな子持ち)にはそんなことは言わない。

『電話番はパートの仕事だろ。そんなことはパートにさせないと』
パートの中でも、私が電話番。新人に手が離せないのに。こんな見下し発言を平気でする。

もう、流れは完全に私を排除する空気へ。他のパートの前で、私をけなす。これが上司の器か!と思ったけど、結局はそんな上司に耐えられず、たてついた私のほうが器が小さかったわけ。

この年で、こんな困難にブチ当たるとは思いもしなかったが、こんなブラック企業でも、これまで働かせてもらえたこと、そしてそのお給料で暮らせてきたことは感謝したい。

そして、何より仕事で身につけたスキルは、私の中の大きな財産だと思ってるので、少しゆっくりしたら、またその分野で働けたら、と思っている。